| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2012年03月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | ナイアガラ |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | SRCL-8002 |
| SKU | 4988009051215 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 01:36:02
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ほぼ平等に三分割された合作アルバムには、古き良き時代のアメリカン・ポップスのエッセンスが宝石のように散りばめられている。どの楽曲も、どこか懐かしい香りを漂わせながらも、中味は80年代している。
前半をリレーする若い二人は、それぞれにハイエンドな楽曲を書き下ろし、レコーディングに臨んでいる。楽曲のクオリティの高さをみれば、二人がその持てる力を十二分に発揮していたことがよくわかる。まるで、ジョン・レノンに"いい曲だ"と認められたくて頑張っていたポール・マッカートニーのように…。
終盤は大御所の登場だ。前作のプロトタイプの作品が並ぶ中、締めくくりにはコミカルでカラフルなハニー・トラップ型ドタバタ恋愛活劇が用意されている。テキーラの紅(あか)が完熟オレンジに変身する様子も覗えて、とても痛快なラヴ・コメディに仕上げられている。恋のレーザービームに照射されて、マシンガンのように高鳴る色男の心臓の鼓動が聞こえてきそうだ。
今では叶わないが、Vol.3を期待していた。
大瀧さんのデモ・テープが残っているのなら、流行りのAI加工を施して(楽器音と歌声を分離して)、” Niagara Triangle”の最新作が創れる(生成できる)のを密かに期待している、のだが…。