| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2011年12月 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 音楽之友社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784276143432 |
| ページ数 | 240頁 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
目次 : 序:「音楽的」な演奏のために
第1章:まずバッハから
1.バッハの技の秘密
2.インヴェンションの仕掛け
3.恐るべき可能性を秘めた「インヴェンツィオ」
4.作品に秘められた「声」
5.音楽の「コトバ」
第2章:「愛の6度」を知っていますか?
1.音楽の約束事
2.シューマンに見る「愛の6度」
3.クララを飾る愛の音型
4.「愛の6度」あるいは花開く反行形
5.「嘆き」の音型を読む
第3章:ショパンとリストのファンタジー
1.ショパンに刻まれた祖国の運命
2.語り尽くせぬショパンの悲劇
3.演奏者の解釈と聴き手の受容
4.現代へ先駆けたリスト
第4章:ショパンとブラームスのバラード
1.音楽と文学の関わり
2.リトアニアの悲劇
3.水の精の物語
4.ポーランド愛国の詩
5.バラードに聴くブラームスの精神生活
6.ブラームス晩年の作品
第5章:ファンタジーの翼を広げて
1.絵画の描写と音楽の描写
2.ドビュッシーの音楽と絵画
3.音楽の原点はやはりバッハ
4.音楽の性格を決める要素
作品へのアプローチのヒント
タイトルの通り、音楽的な演奏とは何か、そして音楽的な演奏をするためにはファンタジーとイメージ作りが大切、その作り方を学ぶ本。よく、音楽家は技術だけでなく芸術的知識やセンスも必要と言われるが、たしかに人を感動させる音楽を演奏するには、技術のほかに豊かな表現力が必要。では、その表現力を付けるには、具体的に何をすればいいか、ここで悩んでしまう人は多い。音楽史の把握、作曲家の理解、作品研究、音色とタッチ、音型・音程・調性の意味、複数のエディションにあたることetc。本書は基本はバッハとし、バッハからベートーヴェン、ショパン、シューマン、ブラームスらの豊富な譜例を基に、曲の解釈や自分のファンタジーとイメージを膨らませる方法を手引きする。日本人ピアニストに言われがちな、指は回るが面白みに欠ける演奏という評を克服。苦手な「音楽表現を豊かにする」方法を、この1冊で。

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