ニューヨークのロウワー・イースト・サイドにあるミュージック・バー「リヴィング・ルーム」にて、ノラ・ジョーンズ(vo、p)、リー・アレキサンダー(b)、ジム・カンピロンゴ(g)、リチャード・ジュリアン(vo、g)、ダン・リーサー(ds)のメンバーで2003年に結成されたカントリー・バンド、リトル・ウィリーズ。自分たちの好きなアメリカン・クラシックを演奏することをコンセプトに、アメリカ各地で演奏。2006年3月のデビュー・アルバム以来となる6年振りのセカンド・アルバムが本作。ウィリー・ネルソン、ジョニー・キャッシュ、クリス・クリストファーソン他によるアメリカン・スタンダーズに加えて、オリビア・ニュートン・ジョンの大ヒットで知られる「ジョリーン」(ドリー・パートン作)、クインシー・ジョーンズによる映画『夜の大捜査線』(1967年)の劇中歌「Foul Owl On The Prowl」なども収録。
発売・販売元 提供資料(2011/12/08)
Rolling Stone (p.64) - 3 stars out of 5 -- "Jones and four buddies remake down-home classics like Willie Nelson's `Permanently Lonely' and Kris Kristofferson's title track with offhand assurance..."
Uncut (p.93) - 4 stars out of 5 -- "The Little Willies keep things gorgeously spartan, with barely an unnecessary note played anywhere."
Paste (magazine) - "[The Willies] have a real affinity for the songs about life's wild side and its consequences."
Rovi
ベーシストのリー・アレキサンダー(写真の左から2番目)とノラ・ジョーンズの破局を受けて、新作はもう拝めないんじゃないか……と思っていましたが、リトル・ウィリーズの6年ぶりとなる2作目『For The Good Times』が到着しましたよ! その元カレがプロデュースした本作は、グループ名の由来になったウィリー・ネルソンと縁のある4曲をはじめ、2006年作『The Little Willies』と同様にメンバーのお気に入りソングをカヴァーしていくというもの。浮気癖のある夫への警告ナンバー“Fist City"(オリジナルはロレッタ・リン)ではロックンロール・サウンドに乗せてノラがドスの効いた歌声を聴かせ、キャバレー・スウィング風に仕立てた映画「夜の大捜査線」の劇中歌ではリチャード・ジュリアンとノラが妖しい低音デュエットを展開し、レッド・シンプソンの名唱で知られるトラック野郎讃歌“Diesel Smoke, Dangerous Curves"では攻めのスライド・ギターとリチャードの放蕩ヴォーカルを轟かせ……といった具合に全編ダーティーな雰囲気に。これに似合う酒は辛口のバーボン・ウィスキーかな。
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.340(2012年1月25日発行号)掲載)