| フォーマット | LPレコード |
| 発売日 | 2011年12月06日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | A&M |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 001637201 |
| SKU | 602527902210 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 00:59:03
Note that title: it's the Best of 25 Years, Sting's career-encompassing box set, not a greatest-hits album, so this 12-song collection misses some hit singles. That said, the big ones are here -- "If You Love Somebody Set Them Free," "We'll Be Together," "Fragile," "If I Ever Lose My Faith in You" -- along with a couple of choice album tracks and Police live cuts that make this a solid sampler of Sting's solo work. ~ Stephen Thomas Erlewine
録音 : ステレオ (---)

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それぞれのオリジナル・アルバムからの選曲数も公平だし、古い方から順序良く並べられていて、とても丁寧に編集されたベスト盤だと思っている。楽曲の流れもいい。個人的には、終盤のライヴ音源を削って「ビー・スティル・マイ・ビーティング・ハート」辺りのAT40ヒットを拾ってほしかったが、そんな贅沢を言っていると、”だったらオリジナル盤を聴けよ!”と一括されてしまいそうだ。
個人的な想い込みかもしれないが、スティングのアルバムは総じて”暗い”。明るい感じの楽曲もあるが、照度は低い(と思う)。いい意味ではっきりとした”影”があって、まるで瓶の中のメッセージのような孤独感が、タールの海を漂っているみたいだ。歌に独特の”間合い”というか、”溜め”があって、音場に”揺らぎ”のような空気の揺れを感じるのだが、その”揺らぎ”が、聴いていて妙に落ち着く。その歌の世界観にハマってしまうと、簡単には抜け出せない。
余談だが、”神経質そうなアーティストを3人挙げろ”と言われたら、ジョージ・ハリスン、ドナルド・フェイゲンとともに、迷うことなくスティングを挙げる。
少し話は変わって、これも個人的な想い込みかもしれないが、A&Mのアルバムは総じて音圧≒音量が”低い”。何度か再発されている名盤群も、初回マスターの焼き直しかと思えるほど改善がみられない。なので、ブルー・タートルとか買い直したいのだが、なかなか食指が動かない。結局、蚊の泣くような低音圧の音量を上げながら聴いている。なので、他のアーティストの楽曲とのミックスには向かない。