ノラ・ジョーンズを中心に、ノラの本当に楽しめる音楽仲間で結成されたカントリー・バンド、リトル・ウィリーズの第2弾アルバム。オリヴィア・ニュートンジョンの大ヒットで知られるドリー・パートンの「ジョリーン」をノラ・ジョーンズがカヴァーしている。 (C)RS
JMD(2011/11/28)
2012年 ニューヨーク/ロウワー・イーストサイド発、ノラ・ジョーンズのカントリー・バンド、リトル・ウィリーズが帰ってくる!ノラ・ジョーンズを中心に、ノラの本当に楽しめる音楽仲間で結成されたカントリー・バンド、リトル・ウィリーズの第2弾アルバム。オリヴィア・ニュートンジョンの大ヒットで知られるドリー・パートンの「ジョリーン」など、カントリーの名曲カヴァーをリトル・ウィリーズならではの味わいで聴かせてくれます。
EMI
発売・販売元 提供資料(2011/11/17)
ベーシストのリー・アレキサンダー(写真の左から2番目)とノラ・ジョーンズの破局を受けて、新作はもう拝めないんじゃないか……と思っていましたが、リトル・ウィリーズの6年ぶりとなる2作目『For The Good Times』が到着しましたよ! その元カレがプロデュースした本作は、グループ名の由来になったウィリー・ネルソンと縁のある4曲をはじめ、2006年作『The Little Willies』と同様にメンバーのお気に入りソングをカヴァーしていくというもの。浮気癖のある夫への警告ナンバー“Fist City"(オリジナルはロレッタ・リン)ではロックンロール・サウンドに乗せてノラがドスの効いた歌声を聴かせ、キャバレー・スウィング風に仕立てた映画「夜の大捜査線」の劇中歌ではリチャード・ジュリアンとノラが妖しい低音デュエットを展開し、レッド・シンプソンの名唱で知られるトラック野郎讃歌“Diesel Smoke, Dangerous Curves"では攻めのスライド・ギターとリチャードの放蕩ヴォーカルを轟かせ……といった具合に全編ダーティーな雰囲気に。これに似合う酒は辛口のバーボン・ウィスキーかな。
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.340(2012年1月25日発行号)掲載)