| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2012年01月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | 紀伊國屋書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KKDS-545 |
| SKU | 4523215038744 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:32:00
【特典】
予告篇
チェチェン内戦の不条理を、ロシア軍士官の孫を基地に訪ねる母親の姿を通じて暴く。
ソクーロフ監督による鎮魂歌
ソクーロフ監督が世界的なチェリストを撮ったドキュメンタリー『ロストロポーヴィチ 人生の祭典』では、その妻ガリーナ・ヴィシネフスカヤが主役のロストロポーヴィチを圧倒する存在感を見せつけている。このヴィシネフスカヤを主演に迎え、ソクーロフ作品では珍しく監督自らが脚本を執筆した作品が『チェチェンへ アレクサンドラの旅』である。
ロシアからの独立を求め、内戦が続くチェチェン共和国。そこに設営されたロシア軍駐屯地に、ロシア人の老女アレクサンドラが訪ねてくる。孫の士官デニス・カザコフに会いに来たのだ。アレクサンドラは、孫以外の兵士たちと仲良くなり、さらには駐屯地の外でにぎわう露店で商売をするチェチェン人の女性とも仲良くなっていく。その交流を通じて、人間の自由な精神の働きを奪い去る戦争の非人間性が、次第に暴かれていく。
ヴィシネフスカヤは世界的なソプラノ歌手だが、厚かましくも情にほだされやすく、庶民ならではの智恵の言葉を吐いたりもする、典型的な市井のロシア人女性を演じている。ソクーロフは、『精神の声』をはじめとするさまざまな作品で戦争の不条理を描いてきたが、この作品でもまた、戦闘を指揮する立場にある大尉のデニスですら、意味を見いだせずにいる戦争の姿をつきつける。
第60回カンヌ国際映画祭コンベンション部門正式出品
アメリカ映画祭Time for peace賞 最優秀ヨーロッパ作品賞・最優秀ヨーロッパ女優賞受賞

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。