“ストリートのカリスマ”と呼ばれ絶大な人気を誇るトラヴィー・マッコイが率いるジム・クラス・ヒーローズ2年ぶりとなるニュー・アルバム。1stシングル「ステレオ・ハーツ」はマルーン5のアダム・レヴィーンをゲストに迎え、そのメロディアスでありながらストリート感たっぷりの絶妙なトラックがクセになる超強力ポップ・チューン!早くも話題沸騰全米TOP5大ヒット!この楽曲は、自分をステレオ、ラジオ、メロディーなど音楽に関連するものに例え、「落ち込んだ時は僕のヴォリュームを上げて」というふうに彼女に語りかけるウィットなラヴ・ソング。ロック、ヒップホップをボーダーレスに横断する彼ららしい曲になっています。プロデューサーはKE$HAの「ティック・トック」やケイティ・ペリーの「カリフォルニア・ガールズ」などを手掛けた人気プロデューサーのベニー・ブランコ!今作は、アルバム・タイトルからも分かる通り、2004年にリリースした彼らのアルバム『The Papercut Chronicles』の続編的コンセプトのアルバムである。こちらの商品はボートラ2曲追加収録のデラックス・エディション。
発売・販売元 提供資料(2012/02/17)
Their first album together since 2008's The Quilt, The Papercut Chronicles II finds a reinvigorated Gym Class Heroes embracing the more organic, band-oriented sound that made them the voice of hip-hop for the Warped Tour set. While past albums drifted toward a more traditional, sample-driven sound, this sequel album really feels like a proper successor to The Papercut Chronicles, as the group combines the raw energy of a live band with the carefully cultivated polish of a successful pop group that has learned how to wield the experience gained while climbing the Billboard charts. The Papercut Chronicles II will come as a blast from the past for fans, and should easily get heads nodding with its affably introspective lyrics and huge choruses. ~ Gregory Heaney|
Rovi
待ってました~! 何度かの延期を経て3年ぶりとなる新作が到着です。トラヴィーのソロ作にも参加していたステレオタイプスやルーカス・セコンほか、エミリー・ヘイニーにドリームなど制作陣の名前からも予想できる通り、いつにも増してグッとヒップホップ(~アーバン・ポップ)仕様に。ある少年が友人の死やドラッグ問題に直面する様を描いた2005年作の続編ということで、曲調はダークだったり、ヘヴィーだったり、寂しげだったり。ネオン・ヒッチとの“Ass Back Home"やアダム・レヴィーンを迎えた先行曲“Stereo Hearts"での、歌パートの後に鋭く切り込んでくるトラヴィーのラップは鳥肌モノ! ハイグレードなポップスとして機能しながら、タフなストリート感もしっかり備えている点に痺れました。
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.339(2011年12月25日発行号)掲載)