ベルギー出身のジャズ・ピアニスト、マーク・ムーランを中心としたプログレッシヴなジャズ・バンド、プラシーボの第三作にして最終作。ジャズの再来と言われたギタリスト、フィリップ・カテリーンの参加が光り、より雑多な音楽性とアブストラクトな世界が広がる。 (C)RS
JMD(2011/11/24)
漆黒のグルーヴとヨーロピアン・ジャズの洗練されたクールさを併せ持ち、1970年代に3 枚のアルバムを残した、ジャズ・ピアニストのマーク・ムーランを中心としたベルギー産ジャズ・バンド、プラシーボ。大胆にエレクトリック楽器を取り入れジャズに軸足を置きながら、ファンク、ソウル、ロックをクロスオーバー。世界中のレア・グルーヴ・コレクターはもとより、ディープなジャズ・コレクターにとっても垂涎の的となったこの至極の名盤にして欧州いや世界中のレア・グルーヴ/ジャズ・シーンにおける金字塔とも言える全タイトルが遂にオリジナルで世界初CD化!本作は、1974年発表の第3作目で、バンド名をそのままアルバム・タイトルに持ってきた自信作!ジャンゴの再来と言われたギタリスト、フィリップ・カテリーンの参加が光るプラシーボ最終作は、より雑多な音楽性とアブストラクトな世界が広がるが、特にM3「ボッソ」はプラシーボ・スタイル・ミーツ・ブラジリアン・ミュージックと言った体裁で、高速ボッサ・ビートに泣きのギターと哀愁プラシーボ・サウンドはまさにキラー・トラック。M4「ダグ・マダム・メルシー」はモーダルなハーモニーとファンキーなビート、ホーン・セクションが重なり合うレイジーなサウンドと、ムーランの巧みなシンセ・リードが魅力。M7「ストンプ」の重厚なシンセ・ベースとホーンの華やかさ、何よりミニマル・サウンドの導入は、ムーランが後年結成するテレックスの土台とも言える完成度!M8「S.U.S」での淡々とした中に映える情熱の炎。トランペットのワウワウ・ソロや、漂うローズの上にホーン・リフが絡む瞬間のエクスタシーはプラシーボならでは!
P-VINE
発売・販売元 提供資料(2011/10/24)