ベルギー出身のジャズ・ピアニスト、マーク・ムーランを中心としたプログレッシヴなジャズ・バンド、プラシーボの第二作は、前作『ボール・オブ・アイズ』のコンセプトを昇華させ、より複雑なコンストラクチャーを持つプログレッシヴ・ジャズ・アルバムに仕上げたムーラン・サウンド全開の名盤。 (C)RS
JMD(2011/11/24)
漆黒のグルーヴとヨーロピアン・ジャズの洗練されたクールさを併せ持ち、1970年代に3 枚のアルバムを残した、ジャズ・ピアニストのマーク・ムーランを中心としたベルギー産ジャズ・バンド、プラシーボ。大胆にエレクトリック楽器を取り入れジャズに軸足を置きながら、ファンク、ソウル、ロックをクロスオーバー。世界中のレア・グルーヴ・コレクターはもとより、ディープなジャズ・コレクターにとっても垂涎の的となったこの至極の名盤にして欧州いや世界中のレア・グルーヴ/ジャズ・シーンにおける金字塔とも言える全タイトルが遂にオリジナルで世界初CD化!本作は、1973年発表の第2作。前作のコンセプトを昇華させ、より複雑なコンストラクチャーを持つプログレッシヴ・ジャズ・アルバムに仕上げたムーラン・サウンド全開の名盤だ。電化マイルスやウェザー・リポートら、本家クロスオーヴァー・ミュージシャン達よりはるかに進んだエレクトリック・ジャズは、混沌とした中に秩序が見え隠れするムーランのアグレッシヴなアレンジが魅力。M3 の「ファレーネ」は神々しい響きホーンの中に漂うムーランのローズがたまらない! M4「バレク」ではシンセ・ベースの攻撃的なサウンドに乗ったファンキーでメロディアスなホーン・セクションが切れまくっている。プラシーボの集中力は時にスピリチュアルなほどだ。M5「ポーク」はファンキーなギターのカッティングとグルーヴィなムーランのエレピ、そしてループされるビートがたまらないプラシーボ・サウンド。ソリッドかつスリリングなムーランのコンセプトが色濃く反映され、ムーランが後年結成するテレックスにもつながる傑作だ!
P-VINE
発売・販売元 提供資料(2011/10/24)