ベルギー出身のジャズ・ピアニスト、マーク・ムーランを中心としたプログレッシヴなジャズ・バンド、プラシーボの1971年発表の第1作にしてプラシーボ・サウンドを決定づけた代表作。同時期のUS勢にはない独特のクールなアレンジとループ感丸出しのグルーヴィなサウンドはレア・グルーヴの鏡! (C)RS
JMD(2011/11/24)
漆黒のグルーヴとヨーロピアン・ジャズの洗練されたクールさを併せ持ち、1970年代に3 枚のアルバムを残した、ジャズ・ピアニストのマーク・ムーランを中心としたベルギー産ジャズ・バンド、プラシーボ。大胆にエレクトリック楽器を取り入れジャズに軸足を置きながら、ファンク、ソウル、ロックをクロスオーバー。世界中のレア・グルーヴ・コレクターはもとより、ディープなジャズ・コレクターにとっても垂涎の的となったこの至極の名盤にして欧州いや世界中のレア・グルーヴ/ジャズ・シーンにおける金字塔とも言える全タイトルが遂にオリジナルで世界初CD化!本作は、1971年発表の第1作にしてプラシーボ・サウンドを決定づけた代表作。同時期のUS勢にはない独特のクールなアレンジとループ感丸出しのグルーヴィなサウンドはレア・グルーヴの鏡!本家マーヴィン・ゲイとひと味違った艶っぽさのM1「インナー・シティ・ブルース」、M3はサム・アンド・デイヴのヒット曲「ユー・ゴッタ・ミー・ハミン」、当時流行したブラス・ロック風のホーン・アレンジを取り入れた重厚なサウンドに仕立てたファンキー・トラックM4「ハンプティ・ダンプティ」はJ.Dillaはじめヒップホップ・クラシックのネタ元として数々サンプリングされたプラシーボの代表曲で、M5「アリア」は新主流派の流れを汲むモーダルで深いハーモニーの中からホーンのメロディと共に次々展開して行くプログレッシヴ・ジャズの素晴らしき極地!と実に様々な表情を魅せるプラシーボ。ボトムを支えるグルーヴィなループ的極太ビート、クールなハーモニーの中を複雑に絡み合うホーン・アンサンブル、それらが混じり合った極上サウンドこそプラシーボ・スタイルだ!このレア・グルーヴ最強列伝最重要作品、オリジナルLP 復刻仕様でついにリイシュー!
P-VINE
発売・販売元 提供資料(2011/10/24)