ハスキーで深みのある歌声でトラディショナル・ソウルを継承するR&Bシンガー、アンソニー・ハミルトンのアルバム。ベイビーフェイスなどの一流プロデューサー陣が参加した作品。 (C)RS
JMD(2011/11/04)
トラディショナル・ソウル最後の継承者、アンソニー・ハミルトンによる、究極のソウルネスが詰まった珠玉のアルバム。シングル「Woo」はプロデューサーにベイビーフェイスを迎えたソウルフルな名曲。制作陣はベイビーフェイスの他、サラーム・レミやドレー&ヴィダル、ケルヴィン・ウーテンといったグラミー受賞の一流プロデューサーを起用。もちろん、アンソニーの渋みのきいたハスキー・ヴォイスも健在。
ソニー
発売・販売元 提供資料(2011/11/01)
自分自身や大切な人にもっと愛を、という意味がこもったタイトルも彼らしい3年ぶりの新作。先行カット“Woo"を含む3曲を手掛けたベイビーフェイスをはじめ、サラーム・レミやマイク・シティ、馴染みのケルヴィン・ウーテンらにプロデュースを委ねた今作は、いつにも増して多彩なサウンドが耳を惹く。もちろんスロウなどで見せる豊潤な感覚は絶品だが、意外な顔合わせとなるケリー・ヒルソンの歌声とのコントラストやロッキッシュなアップあたりが新鮮なアクセントだ。トレードマークとなる深みのあるハスキー・ヴォイスも表情豊かで、熱いシャウトや甘美なファルセット、そしてビル・ウィザースを想起させる朴訥としたブルージーな歌い口、柔らかな抱擁感--またも最高級のソウル作品に仕上げてくれた。
bounce (C)佐藤ともえ
タワーレコード(vol.339(2011年12月25日発行号)掲載)