WARPのバトルスやトム・ヨークとの交友でも注目を集めたKOMPAKTの注目テクノ・アーティストによる3作目。2007年のデビュー作はピッチフォークで9.0の高評価を獲得。独特の浮遊感溢れるループサウンドはそのままに、バトルスのドラマーのジョン・スタニアーが参加し前作以上に生楽器を取り入れオーガニックでメロディアスなテクノ・サウンドを展開。
タワーレコード(2011/10/18)
テクノ・ファンの間ではボーダー・コミュニティー以降の新しいオーガニックなテクノ・サウンドとして、ロック・ファンからはフィールドと同郷のスウェーデンの人気ロック・バンド、120デイズやWARPのバトルス、トム・ヨークとの交友で注目を集めたKOMPAKTの注目アーティスト、フィールド。2007年にリリースされたファースト・アルバム「From Here We Go Sublime」がUKのPITCHFORKで9.0の高評価を獲得し、同年のベストテクノアルバムとして世界中で高い評価を獲得した。そのサウンドはKOMPAKTらしいミニマルなビートにメロディアスでオーガニックなシンセ・サウンド、細かくフリップされたボイス・サンプルを多用しテクノ・シーンでも異彩を放つ彼独特のサウンドで世界中の音楽ファンを魅了している。彼独特の浮遊感溢れるループサウンドはそのままに、プロダクションは更なる進化を遂げている傑作サードアルバム!
ウルトラヴァイヴ
発売・販売元 提供資料(2011/10/18)
Spin (p.70) - "[T]he results are even more immersive than the stuttering microhouse rhythms on which he built his reputation originally."
Spin (p.21) - Ranked #37 in Spin's 'The Top 40 Albums Of 2011' -- "[The] loops waltz across multiple dance floor as wet throbs bleed into wistful drones and industrial repetition decays into shimmering ooze."
Uncut (p.84) - 4 stars out of 5 -- "On LOOPING STATE OF MIND he's introduced subtle additions -- touches of vocal and instrumentation threaded into the mix..."
Magnet (p.55) - "[O]ffering seven mutations of his trademark sound, in a newly expansive array of tempos..."
Q (Magazine) (p.126) - 4 stars out of 5 -- Each of the album's seven tracks starts with a simple groove and meticulously builds on those foundations....Boundless and ecstatic, this is house music and its very best."
Rovi
先月のグイ・ボラットに続きまたまたコンパクトの顔とも呼べるアーティストの作品が登場。過去2作がいずれも素晴らしい出来だったフィールドのサード・アルバム! 浮遊感溢れるストリングスに独特の美しいメロディーを絡ませた〈これぞフィールド〉という世界感は今回も健在だ。前作同様にテクノ・ファンだけでなくロック・ファンにも体感してほしい内容。一体どこまで進化を遂げるのか、ますます目が離せなくなってきた。
bounce (C)石井隆弘
タワーレコード(vol.337(2011年10月25日発行号)掲載)