米ウィスコンシン州マディソンで活動中のサイケデリック・ダブ・ポップ・デュオ、ピーキング・ライツが英人気レーベル<Domino>傘下の気鋭レーベル<Weired World>と契約、デビュー・アルバムをリリース!デュオ結成以前より精力的に音楽活動を続け、現在は夫婦でもあるアーロン・コイエとインドラ・ドゥニにより結成。本作は、自主レーベル<Not Not Fun>より本国でリリースされ、米音楽サイト・ピッチフォークで取り上げられ、既に高い評価を得ていました。ここ日本でもクラブ系リスナーから絶大なる人気を誇るELE-KINGが早速レビューを掲載し、一気に注目を集めました。そんな本作が、この度<Domino>傘下の<Weired World>から遂に世界リリース!ダブ、サイケデリック、ミニマルハウス・ディスコ、クラウト・ロックの要素を全て飲み込み、ポップ味に仕上げた本作は、一度聴いたら抜けられない中毒性の高い1枚!この秋、敏腕アル・カールソン(イェーセイヤー、オネオトリックス・ポイント・ネヴァー)とスタジオに入る予定とのニュースも飛び込んできており、今後ますます目が離せないアーティストであることは間違いなし!今からマストでチェックを!
発売・販売元 提供資料(2012/02/03)
元ナンバーズのインドラ・ドゥニとその夫によるダブ・ポップ・ユニットの2作目は、ダビーなベース、ビンビンのエコー、瞑想ヴォイスが台所でゆらゆら蠢いているかのような、妙な生活感が印象的。近年流行りの朦朧とした音像をダブに適応させたコロンブスの卵的な発想にも驚かされ、総じて意識をトバす方向に目標が定められているようだ。音の重心の低さはハイ・プレイシズならぬロウ・プレイシズといったところか。
bounce (C)佐藤一道
タワーレコード(vol.339(2011年12月25日発行号)掲載)