2011年夏はサマー・ソニックなどでの来日公演が話題だったP.I.L.。その初期エクスペリメンタル~ダブ・サウンドを支えていたベーシスト=ジャー・ウォブルと、WARPなどからローンレディ(LONELADY)名義でリリースしているジュリー・キャンベルがタッグを組んでアルバムを作っちゃいました!また、同じく初期P.I.L.のカミソリ・ギタリスト=キース・レヴィンも本作に参加しております!(このジャー&キース、来年に来日公演も予定されているとか!)オープニングを飾るミュータント・ディスコな「TIGHTROPE」を筆頭に、80年代のニュー・ウェイヴーなエレクトロニックさ、ジャーの真骨頂でもあるダブを下地にしたサウンド構築など、昨今のディスコ・ポップやクラブ・リスナーにも届けられるアップリフティングさもある内容。
発売・販売元 提供資料(2011/12/05)
初期P.I.L.の先鋭面を支えた異才ベーシストが、ローンレディ名義で活躍するエレクトロお嬢さん、ジュリー・キャンベルと組んで新作を上梓。さらにP.I.L.時代の盟友である鋭角ギタリスト、キース・レヴィンも参加ってのが嬉しい。太くうねるベースとジュリー嬢の緩急つけた歌唱の相性は抜群で、トランシーなディスコに漆黒のダブ、ジャジーなポップ・チューンと、多様な体位で結合しまくっている。
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.338(2011年11月25日発行号)掲載)