09年に東京芸大卒の成田ハネダを中心に結成。バンド名はフランスの音楽家ドビュッシーの楽曲が由来。まだ20代前半にも関わらず、卓越した音楽理論、人並みはずれたテクニック、70's~00'sまであらゆる時代の音楽を同時に咀嚼するセンス、謎の手書きフライヤーが話題に。10年3月に完全自主制作となる「ブンシンノジュツ」をリリース。ライブ会場限定発売にも関わらず500枚以上を売り、その名前を確実に広げていく中、11年10月、これまでの楽曲を再レコーディングした1stアルバムを遂にリリース。現在の日本のバンド・シーンにおいて、完全に異端でありながらも、超高性能21世紀ポップスとして、アフター神聖かまってちゃん。ポスト相対性理論な2011年に、話題となることは間違いなし。まだ誰も知らない未完の大器登場!!
発売・販売元 提供資料(2011/10/26)
鍵盤奏者の成田ハネダを中心とする5人組らしいが、どうも情報が少なく、謎多きバンドだ。この初の全国流通アルバムでは、極めて優れたソングライティング、予測不能でアッパーなサウンド、そして音楽的造詣の深さを窺わせるアレンジを披露しており、その魅力はフジファブリックに通じるか。初期YMO的なニューウェイヴ中華風味と、YUKIや矢野顕子を思わせる女性ヴォーカルも鮮烈だ。破格の音楽家集団だと断言したい!
bounce (C)鬼頭隆生
タワーレコード(vol.338(2011年11月25日発行号)掲載)
キャッチーな楽曲に紅一点大胡田なつきの歌声が気持ちよく響きます。