ニューヨークの音楽シーンの最先端で活躍するギタリスト、オズ・ノイ。前作『SCHIZOPHRENIC』(邦題:幻想)から2年余、オズのブルーズ音楽への深い愛と思いを込めた2011年作!スティーヴィー・レイ・ヴォーンのバンドで活躍していたクリス・レイトン、リース・ワイナンス、そして、エリック・ジョンソンをセカンド・ギターに迎えた“オースティン・セッション”、ヴィニー・カリウタ、アントン・フィグ、ウィル・リー、ジョン・メデスキー、ジェリーZ、そして、アラン・トゥーサン、ラルフ・マクドナルドを特別ゲストに迎えた“オースティン・セッション”と、豪華メンバーが集結した2つの編成で録音。オズが愛してやまないセロニアス・モンクの曲を2曲、その他を自作曲で固めた意欲作は、切り裂くようなシングル・トーンからチャーリー・ハンター風のオルガン・サウンド、さらにはヘンドリックス+ライ・クーダーとでも形容出来るサウンドを聴かせるなど、オズ・サウンド全開のアルバムです。
発売・販売元 提供資料(2011/10/25)
近頃のオズはスティーヴィー・レイ・ヴォーンのバンドに居たクリス・レイトンとリース・ワイナンスらとTWISTEDBLUES BANDとしての活動アリ。本作はこのバンドのオースチン・セッションのひねくれブルースと、今までのオズを踏襲した、進化系ジャム路線も含むN.Y.セッション(ジョン・メデスキ、ヴィニー・カリウタ、アラン・トゥーサン他参加)で構成。ギタリストとしてレジェンド級の個性が本作で確立された。自由度は今までで最強。
intoxicate (C)押塚岳大
タワーレコード(vol.95(2011年12月10日発行号)掲載)