前作に続き盟友トム・ヨークが2曲(3)(10)ヴォーカルで参加。2009年には自主レーベルのモンキータウンを設立。自らのレーベル名を冠した新作は、ダブステップ以降のビート感、そして重心の低い気持ちいいベースラインを導入したキャッチーな仕上がり!PVT、アンチポップ・コンソーティアムなど個性派な豪華メンツが参加。コレが雑食サウンドの最先端でしょう。
タワーレコード(2011/11/22)
ゲアノット・ブロンザートとセバスチャン・シャーリーの2人によってベルリンで結成され、テクノやダブステップ、ヒップホップなどをミクスチャーしたサウンドで世界的な評価を獲得しているクラブ・シーンの俊英、モードセレクター。レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークが参加したことでロック・ファンからも注目を集めた『Happy Birthday』を経て、2009年には自主レーベルのモンキータウンを設立、2010年にコンピ盤『Modeselektion Vol.01』を発売するなど、精力的な活動を展開。2008年のレディオヘッド日本ツアーのオープニングアクトとして全4公演に出演し、確実に日本でのアーティスト認知があがった。4年ぶり3枚目となる『モンキータウン』にはアンチポップ・コンソーティアム、ミス・プラチナ、バスドライバーなど豪華ゲストが参加!
EMI
発売・販売元 提供資料(2011/09/21)
ビッチ・コントロールには収まりきらなくなった(?)ベルリン最強のクレイジー・デュオが、自身のモンキータウンに拠点を移して通算3作目をリリース。これがもうお祭り騒ぎの混沌ぶり(←良い意味)で、ダブステップにテクノにヒップホップにR&Bに……と、威勢良く枠外へとハミ出しまくるオモシロクトロニック・ミュージックの大宴会! その宴席には、彼らへの高評価で知られるトム・ヨークや、モデラットとして合体済みのアパラット、レーベル・ファミリーとなったシリウスモ、マッシュでのリリースもお馴染みのバスドライバー、ワープに属するマス・ロック・バンドのPVTなど多様にして濃ゆ~い顔ぶれが集い、皆でやんややんやの大騒ぎの図なのだ! センスの良さはもちろん、何より全曲単純におもしろい!
bounce (C)佐藤大作
タワーレコード(vol.338(2011年11月25日発行号)掲載)