2005年ギブソン・ギター・コンペで優勝!パット・メセニー~カート・ローゼンウィンケルに追随する可能性を感じさせる注目のイスラエル出身ギタリスト、ギラッド・へクセルマンの3作目。ジョー・マーティンに、ロイ・ヘインズの孫の凄腕ドラマー、マーカス・グルモアとによるレギュラー・グループが参加。うち4つのトラックでは、あのマーク・ターナーが参加!ギラッドのクリアなギターの音色は一聴して心地よく、トリオによるオープニングでは、パット・メセニーも参加したマーク・ジョンソンのベース・デザイヤーズ『Sound of Summer Running』の世界を彷彿とさせるもの。そこには、スペイシーなコードの広がりあり、牧歌的でちょっとセンチメンタルなカントリー的な香りが…。かと思うと、マーク・ターナーをフィーチャーしては、トリスターノ系の世界もバリバリに。その音は、カート・ローゼンウィンケルのヴィレッジ・ヴァンガードのライブ『レメディ』を彷彿とさせる世界。本作では、パワフルなイメージが強いマーカス・ギルモアの繊細なドラミングも大きな聴き所。ツボを抑えまくったドラミング、効果的にフロントの演奏を刺激していくシンバルの響き…血統書付きのドラマーは、今、急成長を見せている模様です。
発売・販売元 提供資料(2011/10/12)
Down Beat (p.72) - 4 stars out of 5 -- "There's a constantly shifting undercurrent to Hekselman's music, the rhythms punching the air and dancing aloft....Throughout, Hekselman guides the music with a bittersweet inflection."
JazzTimes (p.49) - "Not only does HEARTS WIDE OPEN showcase a guitarist with unusual command of touch and dynamics, it establishes Hekselman as a writer fluent in a diverse, enthralling jazz vocabulary."
Rovi
2011年春の来日公演も話題となったイスラエル出身NY在住の若手ギタリストの注目株。ジョー・マーティン(b)、マーカス・ギルモア(ds)とのレギュラートリオに、マーク・ターナー(ts)がゲスト参加。自由な発想の曲調、変化するギターの響きのチョイス、流麗なメロディライン、いずれも非凡な才能を感じさせる。現在進行形のニューヨークのジャズの一端を体感できる旬な一枚にして、この清々しさは格別の聴き応え。
intoxicate (C)稲田利之
タワーレコード(vol.94(2011年10月10日発行号)掲載)