ジャズや、レゲエを聴いて育ったDave Angelは80年代後半にテクノに傾倒。その後、着実にシーンの一角を担うアーティストに成長し、90年代には、Eurythmicsの名作“Sweet Dreams”のリミックスを手掛けUKチャートの上位にランクイン。そしてドラムンベース創世記にはジャンルの創始者Grooveriderとチームを組織。その後も得意のソウル、ジャズテイスト溢れるデトロイト・テクノで世界を一世風靡!近年はK7からのリリースや、George Clinton等とのコラボレーションでも大きな話題を呼ぶ。本作のポイントのひとつは、自身がデビューしたレーベルのレーベルメイトKen Ishii氏とのコラボレーション・トラックを収録!既にDerick MayやLaurent Garnierの耳にも届き、デトロイトテクノ・シーンをはじめとし、大きな反響を呼んでいるリードトラック“Type E”!Ken Ishii氏のヒット作“Extra”のリミックスで共演して以来、10年振りのコラボが実現!また、アルバム収録トラック全編において、ミニマルのブーム、テック・ハウスを横目で見ながらも常にデトロイトの本質を自身のルーツであるジャズ、ソウルの探求を掘り下げ、吸収してきたDave Angelの独創的なエネルギーが宿り、20年以上テクノを追求してきたベテラン・プロデューサーの自然体である本質的なグルーヴが表現されている。
BBQ
発売・販売元 提供資料(2011/08/30)
90年代テクノ黄金期の立役者の一人で、UKにいながらデトロイティッシュな作風で人気だったデイヴ・エンジェルがオリジナル作としては14年ぶり(!)となるアルバムをリリース! 全編4つ打ちながらさり気なく凝ったリズム、テクノ好きなら確実に昇天させられるデトロイト味のシンセ、絶妙な音の抜き差しやブレイクを加えた構成、これぞ皆が聴きたいテクノでしょ! R&S時代からの盟友ケン・イシイの参加にも号泣!
bounce (C)石田靖博
タワーレコード(vol.337(2011年10月25日発行号)掲載)