全くの無名にもかかわらず、日本のiTunesが音に惚れ込み、いきなり2011年6月末の「今週のシングル」に選出され日本デビュー!オランダのジャズ・ヴォーカル・グループ、フィン・シルバーのデビュー・アルバムが国内盤CDで遂にリリース。ジャザノヴァ監修のもと、ベルリンのジャザノヴァのスタジオで制作されたというスイートで優しいボーカルが特徴的で、クオリティの非常に高いジャジー・ポップス!スイートなヴォーカルと、エッジの効いたサウンド・プロダクション。フィン・シルバーは女性ヴォーカルとプロデューサーの2人によるユニット。クラブ・ジャズなテイストやエレクトロニカなテイストもあったり、ジャズを基調としながらも2人の追い求める新しいジャズを形にしたのがこのデビュー・アルバム。日本のiTunesが抜擢したのも頷ける、ずば抜けたクオリティ!全体的に羽のように軽い雰囲気に包まれた印象のアルバム中で際立つ優しくも力強いヴォーカルはヨーロッパを中心に話題沸騰!
P-VINE
発売・販売元 提供資料(2011/09/06)
昨年結成されたオランダの男女ユニットによるファースト・アルバムは、ジャザノヴァ監修のもとにベルリンのスタジオで制作された。一言で書くならジャジー・ポップ。フリドリン嬢の声質はポップ・シンガー的な清涼感を持つが、歌い方とムードはジャズのそれだ。ジャズを基調にしつつ、エレクトロニカっぽいアプローチをさらっと混ぜた曲もあり、作曲担当=マーク・ベルマンのセンスの良さも伝わってくる。
bounce (C)内本順一
タワーレコード(vol.337(2011年10月25日発行号)掲載)