ベースにNYの若手実力派トーマス・モーガン、ピアノには弱冠20歳のオーストリア出身エリアス・ステメセーダーを迎えた、自身のリーダー作としては初のピアノ・トリオです。全曲ジムの作品でジム独特の世界観に、ヨーロッパ各地で賞賛されている若き天才エリアス・ステメセーダーの大胆な解釈が加わり、これまでの“ポスト・ロック”的ジャズとは違う、新しいジム・ブラックの“ジャズ”が展開されています。ジムの浮遊感溢れるメロディの中からも次第にスピードを増し、3人のプレイがバンドとして一つの大きなソロを演奏するようなスケールの大きなピアノ・トリオです。アナログ2トラック・レコーディングの採用で、このトリオの音楽の緻密さがより浮かび上がっています。現代ジャズの革新者ジム・ブラックの新たな挑戦、未来のジャズを暗示する作品!
ボンバ・レコード
発売・販売元 提供資料(2011/08/24)
現代ジャズの革新者にして最重要ドラマー、ジム・ブラックの最新作は、自身のリーダー作としては初のピアノ・トリオ・アルバム。ベースにNYの若手実力派トーマス・モーガン、ピアノには弱冠二十歳のオーストリア出身のエリアス・ステメセーダーを迎え、アコースティックな即興を重視した演奏。ポスト・ロック色の濃いアラス・ノー・アクシスとは対照的なサウンドながら独特の浮遊感とリズム感覚は相変らず素晴らしい。
intoxicate (C)藤田豪
タワーレコード(vol.94(2011年10月10日発行号)掲載)