山下達郎が2011年8月にリリースした、13枚目のオリジナル・フル・アルバム『Ray Of Hope』のアナログ盤。バラード三部作「希望という名の光」「僕らの夏の夢」「ずっと一緒さ」をはじめ、「街物語(まちものがたり)」「愛してるって言えなくたって」のニュー・リミックスなどが収録されています! (C)RS
JMD(2011/10/27)
制作中に東日本大震災が発生したため、当初より少し内容を変更したという6年ぶりの新作は、キャリア史上もっとも歌にこだわり、詞を聴かせる作品となった。プロポーズ、幼馴染みのこと、変わりゆく都市風景、山間での夏の恋——さまざまなテーマの歌が紡がれていくが、すべてが<ささやかな人生の営み>という共通項で繋がっている。さらに、オープニングとクロージングに本作のテーマ曲とも言える“希望という名の光"のアカペラを配することで、各楽曲が『Ray Of Hope』という表題に違和感なく収束。そして何より驚くべきは、大半が震災前に書かれたものにも関わらず、見事なほどそれ以降の人々の心情に寄り添う、愛と未来への希望に満ちた歌ばかりだということ。達郎は魔法使いとしか思えない!
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.335(2011年8月25日発行号)掲載)
かつてのリゾート・ミュージック的アプローチは無い。新世代の今までとは全く違う文化表現をする人との対比によって、この世代の音楽は懐メロ化が進む。その中で、懐メロ歌手になるのでは無く、ニール・ヤング、ヴァン・モリスンといった当時と変わらぬパッションで今尚音楽を続けられる人間でありたい。といった思いにある氏の新作。タイアップ・シングルが多いが、作品として統一され、心の歌に満ち溢れている。音楽の力が漲っている。
intoxicate (C)押塚岳大
タワーレコード(vol.93(2011年8月20日発行号)掲載)