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在庫あり| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2011年09月29日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | EuroArts |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 2058658 |
| SKU | 880242586582 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00
録音 : ステレオ (---)
【曲目】
ブラームス:
ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 Op.5
ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調
【演奏】
クラウディオ・アラウ(P)
サンティアゴ・フィルハーモニー管弦楽団
ファン・パブロ・イスキエルド(指揮)
【収録】
1984年5月 サンティアゴ市立劇場,チリ(ライヴ)
監督:ピーター・ローゼン

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いつもは、アラウ・ハイティンク・コンセルトヘボウ管のCDでこの曲を聴いている。
昔からずっとそうである。この曲を初めて聴いたのも1番、2番が入ったLPレコードである。他の演奏もいろいろ聴いてみたが、「私にとっては」このハイティンク・コンセルトヘボウとの組み合わせが最高だった。
名演というものは聴く人によってさまざまなものだと思った。2番などはベーム・バックハウスが最高だとどの本にも書いてあるが、いろんなレコードとCDでこの同じ演奏を聴いてみたがとうとう投げ出してしまった。ベームもバックハウスも冷たくてそっけなくてウィーンフィルだけが変に薄っぺらい甘ったるい音で、こんな演奏のどこがいいんだろう、と「私は」思う。やっぱり自分の耳とこころに合うものが一番いい!
アラウで聴き込んでいるうちに2番よりこの若書きの1番が好きになった。
ところで、この映像の演奏だが聴く前はオケに不安があった。ところが聴き始めた途端、杞憂は吹き飛んだ。
素晴らしくライヴな演奏である。指揮者もオーケストラもおおいに燃える燃える!
自然と、音楽と映像と自分が一体となって我を忘れる。アラウも絶好調だ。
こんなに音楽に浸れる映像も珍しい。
ブラームスのピアノソナタはあまり聴かないがいい曲だなあと嘆息する。
隣で一緒に聴いていた妻がアラウの顔を見て「いい顔してるわね!」と思わず声に出す。
アラウが聴けて見れて、それがブラームスのピアノ協奏曲1番であることにつくづく感謝感謝である。
ほんとうにしあわせだなー。
アラウが演奏が終わったあとで英語で「私は疲れました。でも私はしあわせです。聴衆とオーケストラの皆様に感謝します。」というようなことを言っている。なんとこのひとらしいではないか。