クラシック
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Glenn Gould on Television - The Complete CBC Broadcasts<初回生産限定盤>

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在庫状況 について

フォーマット DVD
発売日 2011年10月06日
国内/輸入 輸入
レーベルSony Classical
構成数 10
パッケージ仕様 -
規格品番 88697952109
SKU 886979521094

構成数 : 10枚
合計収録時間 : 00:00:00

【収録内容】
*は初出映像(解説やエンドクレジットも含む)、◆はCBCでの放送番組名を示します。

[DVD 1] 187分53秒
◆『コンサート・アワー ──ベートーヴェンとプッチーニ』[1954/12/16放]
1.intro*
2.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15~第1楽章(カデンツァ:グールド)
◆『クライスラー・フェスティヴァル』[1957/2/20放]より
3.エレーヌ・グラントによるintro*
4.J.S.バッハ:パルティータ第5番ト長調BWV829~II.アルマンド、IV.サラバンド、V.クーラント
5.エレーヌ・グラント、グールド、モーリン・フォレスターによるintro*
6.マーラー:交響曲第2番~第4楽章「原光」
◆『女王陛下のための挨拶と音楽』[1957/10/13放]
7.intro*
8.J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056~第2&3楽章*
◆1957/(10/22)放
9.J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052
◆1958放(おそらく1959年の『グレン・グールド・オフ・ザ・レコード』と同じ?)
10.J.S.バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV826より(リハーサル)
◆1960/(10/11?)放
11.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」
◆『話題はベートーヴェン』[1961/2/6放]
12.グールドによるintro*
13.ベートーヴェン:エロイカの主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調作品35
14.グールドによるintro*
15.ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
◆『インターテル:文化の爆発』[1966/11/9放]より
16.グールドへのインタヴュー*
◆『テレスコープ:グレン・グールド変奏曲』[1969/5/8放]
17.レコーディング・テクノロジーについて*
18.intro~人間の音楽性*
19.北の理念*
20.I was running scared*
21.ベートーヴェン(リスト編):交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」~第1楽章より
22.ワワの町について語るグールド
23.クレジット*
◆『CBCスペシャル:音楽の世界~よい聴き手』[1970/2/18放]
24.intro*
25.インタヴュー*
26.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻~前奏曲とフーガ第14番嬰ヘ短調BWV.883
27.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻~前奏曲とフーガ第3番嬰ハ長調BWV.872
28.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻~前奏曲とフーガ第22番変ロ短調BWV.891
29.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻~前奏曲とフーガ第9番ホ長調BWV.878
◆『ミュジカメラ』のためのコマーシャル[1974放]
30.サー・ナイジェル・トゥイット=ソーンウェイトを演じるグールド
31.カールハインツ・クロップヴァイザー博士を演じるグールド
32.マイロン・キアンティを演じるグールド
33.オーディオ・サプライズ*
グレン・グールド(P, Cemb[26,29], 指[4]) , CBC交響楽団
ポール・シャーマン(指) CBC交響楽団[1]
モーリン・フォレスター(A)[6]
ジェフリー ・ウォディントン(指)CBC交響楽団[8]
トーマス・メイヤー(指) オタワ交響楽団[9]
レナード・ローズ(Vc)[15]

[DVD 2] 116分44秒
◆『ソヴィエト連邦の音楽』[1962/1/14放送]
1.グールドによるintro*
2.ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲ト短調Op.57より第1,2,5楽章
3.グールドによるintro*
4.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83「戦争ソナタ」
5.クレジット*
◆『グレン・グールド・オン・バッハ』[1962/4/8放]
6.intro*
7.J.S.バッハ:前奏曲とフーガ変ホ長調 BWV.552*
8.グールドによるintro*
9.J.S.バッハ:カンタータ第54番「いざ、罪に抗すべし」BWV.54
10.グールドによるintro*
11.J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080~コントラプンクトゥス第4番
12.グールドによるintro*
13.J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050
グレン・グールド(P[2,4], Org[7], ハープシピアノ[11], ハープシピアノ&指[9,13])
シンフォニア四重奏団[2]
ラッセル・オバーリン(C-T)[9]
ジュリアス・ベーカー(Fl)、オスカー・シュムスキー(Vn)[13]
[DVD 3] 117分49秒
◆『リヒャルト・シュトラウス――個人的見解』[1962/10/15放]
1.intro*
2.R.シュトラウス:ツェツィーリエ Op.27-2
3.グールドによるintro*
4.R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18~第1楽章
5.グールドによるintro*
6.R.シュトラウス:オフェーリアの3つの歌 Op.67*
7.グールドによるintro*
8.R.シュトラウス:「町人貴族」Op.60*~I.序曲、IV.仕立て屋の入場と踊り、IX.宴会
9.グールドによるintro*
10.R.シュトラウス:4つの最後の歌~第3曲「眠りにつくとき」
11.クレジット*
◆『フーガの解剖』[1963/3/4放]
12.グールドによるintro*
13.オルランド・ディ・ラッソ:二重唱「Who follow with me」*
14.ルカ・マレンツィオ:5声のためのマドリガル「春風戻り」*
15.グールドによるintro*
16.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻~フーガ第7番変ホ長調BWV876
17.グールドによるintro*
18.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻~フーガ第22番変ロ短調BWV891
18.グールドによるintro*
19. モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546*
20.グールドによるintro*
21.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110~第3楽章
22.グールドによるintro*
23.ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調~第4楽章
24.グールドによるintro*
25.グレン・グールド:フーガを書いてごらんなさい
26.クレジット*
グレン・グールド(P)[2,4,6,10,16,18,21,23]
オスカー・シュムスキー(Vn[4], 指[8])
エリザベス・ベンソン=ガイ(Sp)[13,14,25]
リリアン・スミス・ウェイチェル(Sp)[13,14]
パトリシア・ライダウト(Cont)[14,25]
ゴードン・ライ(T)[14,25]
エドガー・マードック(Bs)[14,25]
ヴィクター・ディ・ベロ(指)[25]
カナディアン弦楽四重奏団([19,25])
[DVD 4] 117分10秒
◆『4回の水曜日のためのコンサート』[1964/6/3放]
1.intro*
2.グールドによるintro*
3.スヴェーリンク:ファンタジア
4.J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV988より アリア、第3変奏、第6変奏、第9変奏、第12変奏、第15変奏、第27変奏
5.グールドによるintro*
6.ウェーベルン:ピアノのための変奏曲Op.27
7.グールドによるintro
8.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
9.クレジット*
◆『デュオ――グレン・グールドとユーディ・メニューイン』[1966/5/18放]
10.グールドとメニューイン*
11.J.S.バッハ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第4番ハ短調BWV1017
12.グールドとメニューイン、バッハとシェーンベルクを語る
13.シェーンベルク:幻想曲 Op.47
14.グールドとシェーンベルク、バッハを語る
15.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
16.クレジット*
グレン・グールド(P)[3,4,6,8,11,13,15]
ユーディ・メニューイン(Vn)[11,13,15]
[DVD 5]96分40秒
◆『グレン・グールドとの対話』(全4回)[1966放]
◆『グレン・グールドとの対話』 第1回:バッハ[1966/3/15放]
1.intro*
2.ジョン・カルショウによるintro*
3.J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV988~第4変奏*
4.グレン・グールドとハンフリー・バートン、バッハについての対話*
5.ジョン・カルショウによるエンディング・コメント*
6.ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
7.クレジット*
◆『グレン・グールドとの対話』第2回:ベートーヴェン[1966/3/22放]
8.グレン・グールドとハンフリー・バートン、ベートーヴェンについての対話*
9.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109~第1楽章
20.クレジット*
グレン・グールド(P)
[DVD 6] 80分43秒
◆『グレン・グールドとの対話』 第3回:アルノルト・シェーンベルク[1966/4/5放]
1.グレン・グールドとハンフリー・バートン、シェーンベルクについての対話*
2.シェーンベルク:ピアノ組曲Op.25~間奏曲
3.クレジット*
◆『グレン・グールドとの対話』 第4回:リヒャルト・シュトラウス[1966/4/19放]
4.グレン・グールドとハンフリー・バートン、R.シュトラウスについての対話*
5.R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」より
6.グールドとバートン、R.シュトラウスについての対話*
7.R.シュトラウス:4つの最後の歌~「眠りにつくとき」より*
8.クレジット*
グレン・グールド(P)
[DVD 7] 86分16秒
◆『日曜午後の音楽:モーツァルトとベートーヴェン』[1967/3/19放]
1.intro*
2.モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
3.グールド、ベートーヴェンを語る*
4.intro*
5.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」
6.クレジット*
◆『カナダ建国百年記念コンサート』[1967/11/15放]
7.intro*
8.J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第7番ト短調BWV1058
9.intro*
10.R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調
グレン・グールド(P)[2,5,8,10]
ウラディミール・ゴルシュマン(指) トロント交響楽団[8,10]
[DVD 8] 115分33秒
◆テレビ版『北の理念』[1970/8/5放]
1.北の理念
◆『ベートーヴェン生誕200年記念コンサート』[1970/12/9放]
2.ベートーヴェン:バガテル 変ホ長調Op.126-3
3.intro*
4.ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲ヘ長調Op.34
5.intro*
6.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
7.クレジット
グレン・グールド(P)[2,4,6]
カレル・アンチェル(指) トロント交響楽団[6]
[DVD 9] 115分52秒
◆『われらの時代の音楽』第1回~第4回[1974/~1977放]
◆『われらの時代の音楽』第1回「エクスタシーの時代」[1974/2/20放]
1.intro*
2.スクリャービン:前奏曲ホ長調Op.33-1
3.グールドによるintro*
4.スクリャービン:前奏曲ハ長調Op.33-3
5.スクリャービン:前奏曲変ホ長調Op.45-3
6.スクリャービン:前奏曲ヘ長調Op.49-2
7.グールドによるintro*
8.欲望Op.57-1
9.舞い踊る愛撫Op.57-2
10.グールドによるintro*
11.アルバムの綴りOp.58
12.グールドによるintro*
13.ドビュッシー:クラリネットとピアノのための第1狂詩曲
14.グールドによるintro*
15.シェーンベルク:8つの歌曲Op.6~第1曲「夢の人生」、第4曲「見捨てられ」、第7曲「誘惑」、第8曲「さすらい人」
16.グールドによるintro*
17.ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
◆『われらの時代の音楽』第2回「秩序からの飛翔」[1975/2/5放]
18.intro*
19.プロコフィエフ:束の間の幻影Op.22~第2曲アンダンテ
20.グールドによるintro*
21.R.シュトラウス:オフェーリアの3つの歌Op.67-1~3
22.グールドによるintro*
23.シェーンベルク:月に憑かれたピエロOp.21より 第1曲~第7曲
24.グールドによるintro*
25.ストラヴィンスキー:兵士の物語より 「小さなコラール」「悪魔の歌」「大きなコラール」「悪魔の勝利の行進曲」
26.グールドによるintro
27.ラヴェル(グールド編):ラ・ヴァルス
グレン・グールド(P)[2,4-6,8,9,11,13,15-17,19,21,23,27]
ジェームズ・キャンベル(Cl)[13,23]
ヘレン・ヴァンニ(Ms)[15]
ロクソラーナ・ロスラック(Sp)[21]
パトリシア・ライダウト(語り)[23]
ボリス・ブロット(指)[23,25]
[DVD 10] 117分03秒
◆『われらの時代の音楽』第3回「新しい顔ぶれ、古い形式」[1975/11/26放]
1.intro
2.ウォルトン:「ファサード」第2組曲~第18曲「スコットランド狂詩曲」、情景*、第20曲「フォックス・トロット」*
3.グールドによるintro*
4.ヒンデミット:歌曲集「マリアの生涯」Op.27~第5曲「ヨゼフの疑い」、第6曲「羊飼いたちへのお告げ」、第11曲「マリアの嘆き」5.グールドによるintro*
6.バルトーク:弦楽四重奏曲第4番Sz.91~第3&4楽章
7.グールドによるintro*
8.シェーンベルク:ピアノ組曲Op.25~間奏曲
9.グールドによるintro*
10.コープランド:ソプラノ、フルートとクラリネットのための「As It Fell Upon a Day」
11.グールドによるintro*
12.プーランク:オーバード(朝の歌)~第1,2,7,9,10曲
13.クレジット*
◆『われらの時代の音楽』第4回「技工としての芸術家」[1977/12/14放]
14.アルフレード・カゼッラ:B-A-C-Hの名による2つのリチェルカーレ~第1曲「葬送」
15.グールドによるintro*
16.ヒンデミット:トランペット・ソナタ~第1&3楽章
17.グールドによるintro*
18.クルシェネク:年の瀬の歌 Op.71~第1曲「秋にさまよえる者の歌」
19.グールドによるintro*
20.ウェーベルン:9つの楽器のための協奏曲 Op.24
21.グールドによるintro*
22.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83「戦争ソナタ」~第1楽章
23.クレジット
グレン・グールド(P)[4,8,12,14,16,18,20,22]、(語り[2])
パトリシア・ライドアウト(語り[2], Cont[18])
ボリス・ブロット(指[2,12,20])
ロクソラーナ・ロスラック(Sp[4,10])
オルフォード弦楽四重奏団[6]
スザンヌ・シュールマン(Fl)[10]
ジェームズ・キャンベル(Cl)[10]
レイモンド・クリサラ(Tp)[16]

  1. 1.[DVD]
  2. 2.[DVD]
  3. 3.[DVD]
  4. 4.[DVD]
  5. 5.[DVD]
  6. 6.[DVD]
  7. 7.[DVD]
  8. 8.[DVD]
  9. 9.[DVD]
  10. 10.[DVD]

作品の情報

メイン

商品の紹介

グレン・グールド生誕80年・没後30年記念リリース第1弾!
来る2012年はグレン・グールド(1932-1982)の生誕80年・没後30年にあたります。当ボックス・セットは、その記念リリースの第1弾として、グールドがカナダ放送協会(CBC)のために演奏・制作し実際に放映されたTV番組をDVD10枚に集大成したものです。1954年~1977年にかけて制作・放映され、CBCのアーカイヴに保管されていた19時間以上にわたるTVドキュメンタリー、演奏シーン、インタヴュー、対談などの全映像がこれを機に初めて一つのセットにまとめました。TV番組の制作は、グールドの芸術活動において極めて重要な意味合いを持つものとして位置づけられ、数多くの映像が残されています。今回はTV番組が当時放映された形で収録されることで、6時間にわたるグールドの語り、インタヴュー、対談部分、演奏など、これまで未発表だった映像も含め、文献などでしか知ることのできなかったその全貌が初めて明かされます。
ソニー・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2011/08/05)

■「グレン・グールド・オン・テレヴィジョン――1954-1977年全放送」に寄せて [[宮澤淳一]
グレン・グールドがCBC(カナダ放送協会)に残したテレビ番組のほぼすべてを網羅した企画。今日、20世紀最大のピアニストのひとりとして不動の地位にあるグールドだが、彼が才能を発揮した分野に放送番組の制作・出演があることを忘れてはならない。特に彼はテレビ番組の可能性にいちはやく気づいたクラシックの演奏家のひとりであり、テレビ・パーソナリティとしても大きな魅力を放っていた。今回リリースされる10枚からなるDVDボックスは、彼がコミットしたCBCのテレビ番組を、できる限り番組単位でそのままファンに届けるものである。グールド本人の演奏はもちろん、彼独特のユーモアに満ちた楽曲の説明が随所に加わる(おそらくグールドは『ヤング・ピープルズ・コンサート』などを作ったレナード・バーンスタインを意識していたのであろう)。これまでグールドの演奏部分の映像はブリューノ・モンサンジョンが編集・構成した『グレン・グールド・コレクション』(LDとして1992年、DVDとして2008年)に取り込まれてリリースされてきたが、今回、『グレン・グールド・オン・バッハ』『フーガの解剖』『ソヴィエト連邦の音楽』『よい聴き手』など、番組単位に映像が復元されることで、パーソナリティとして、プロデューサーとしてのグールドの才能の全貌が見え、彼のピアノ演奏も、彼の加わらない楽曲の演奏も含めて、総合的な芸術作品として映像を楽しむことができる。また、今回本格的な初リリースとなるのが、BBCのために制作した『グレン・グールドとの対話』全4回(1966年)で、BBCの名プロデューサー、ハンフリー・バートンとの対話で進むその番組は、モンサンジョンと作った『バッハ・シリーズ』(あの《ゴールドベルク変奏曲》を含む)の原型としても興味深いであろう。加えて、ラジオ・ドキュメンタリーに基づく『北の理念』テレビ版(1970年)は、グールドがカナダの極北に寄せたイマジネーションが映像化されたものとして、ファン必見の物語である(冒頭にグールドも出演!)。そのほか初期の映像や、70年代の未完に終わったシリーズ番組『われらの時代の音楽』など、グールドが輝いていた1950~70年代の北米に私たちをタイムスリップさせてくれる映像が満載である。
ソニー・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2011/08/05)

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