アメリカ最高のヴォーカリスト&アメリカのショービズ/エンターテインメント界の最高峰、トニー・ベネット生誕85周年記念(2011年時)。トニー・ベネット最大ヒット作となった『DUETS:アメリカン・クラシック』に続く第2弾。レディ・ガガ、エイミー・ワインハウス、マライア・キャリー、アレサ・フランクリン、ブラック・アイド・ピーズ他、豪華アーティストとのデュエット・アルバム。 (C)RS
JMD(2011/08/04)
アメリカ最高のヴォーカリストで、アメリカのショウビズ&エンターテインメント界の最高峰、トニー・ベネットの生誕85年記念アルバム。2006年グラミー3部門受賞、トニー・ベネット最大のヒット作となった『DUETS:アメリカン・クラシック』に続く第2弾。レディ・ガガ、エイミー・ワインハウス(この音源がラスト・レコーディング)、マライア・キャリー、アレサ・フランクリン他、超豪華アーティストとの唯一無二のデュエット・アルバム!プロデューサーはビリー・ジョエル他を手掛け、グラミー受賞は15回を数えるフィル・ラモーン。日本盤のみのボーナストラックとして、ジャッキー・エヴァンコとのデュエットで「星に願いを」、トニーといえばこの曲ともいえる代表曲「霧のサンフランシスコ with ジュディ・ガーランド」の2曲を収録!
ソニー
発売・販売元 提供資料(2011/07/26)
エイミー・ワインハウスの〈最後の録音〉を含む作品ということで否応なく注目を集めるに違いないが、そうでなくてもアメリカの国宝級シンガーによるアルバムである。80歳を記念して出したデュエット企画盤『Duets』の5年ぶりの続編で、招かれてスタンダードを歌うパートナーたちも前作に負けず劣らず豪華。目玉はやはりレディ・ガガの参加した“The Lady Is A Tramp"だろうが、そのガガもジョン・メイヤーもブーブレもラティファもノラもアレサでさえも85歳の主役が醸し出すリッチな包容力にうっとり呑み込まれており、マライア・キャリーの暴れっぷりが逆に際立っておもしろい。そして、エイミーはエイミーだ。抑え気味の歌唱で充足感をゆっくりと満たしていくような“Body And Soul"にはやはり切なくなる。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.336(2011年9月25日発行号)掲載)