タワーレコード企画による世界初CD化!フュージョン大名盤、リー・リトナーの『ジェントル・ソウツ』幻のテイク2!ダイレクト・カッティングで録音された作品のプレス数は構造上、3万枚が限界。保険のために録音されたテイク2はLPでひっそりとテイク1を継ぐ形でリリースされたものの、その後復刻される事は無かった。もちろん演奏は絶品。各人のソロはもちろん、アレンジの細部が異なっていたりと、本作を併せて聴く事で初めて、ジェントル・ソウツの全てを知ることが出来る。
intoxicate (C)押塚岳大
vol.93(2011年8月20日発行号)掲載(2013/09/13)
1970年代後半から1980年代にかけて、JVCからリリースしたダイレクト・ディスク・シリーズがK2HDマスタリングで復刻!本作は1977年にリリースされた『ジェントル・ソウツ』のテイク2で、今回が世界初CD化!ダイレクト・ディスク・シリーズは、演奏をテープに録音せずに直接アナログのマスター原盤に刻み込み、録音における音質劣化を最小限にし高音質な録音を実現した究極のアナログ・レコードでした。しかし録音後の編集が一切出来ず、ミスの許されないメンバー全員での一発録音で、演奏者には高い演奏スキルが求められ、ここには非常に緊張感溢れるセッションが収められています。また、技術的に3万枚しかプレスできない方法のため、当時その3万枚が売り切れて追加プレスとなることを想定して録音していた別テイク)(別マスター原盤)を収録したのが本作『ジェントル・ソウツ・テイク2』です。当時、テイク1の3万枚が売り切れ、テイク2として発売されていましたが未CD化のままとなっていましたが、遂に世界初CDかが実現されました!参加メンバーは、リトナー以下、デイヴ・グルーシン、パトリース・ラッシェン、アンソニー・ジャクソン、ハーヴィー・メイスン、スティーヴ・フォアマン、アーニー・ワッツと超一流のメンバーで、スリリングな演奏を聴かせてくれています。
発売・販売元 提供資料(2011/07/29)
今では first take という配信が流行っているけど、当時は一発撮りでレコードを作る、なんていうのは神業に近かった。
個人的には take2 のアドリブのほうが take1 より好きだ。