レディシやアヴァーントも所属するVerveに移籍し、満を持しての4年ぶりの復帰作!リコ・ラブ作の先行曲(6)''Don't Kiss Me''が好評のほか、マイク・シティが手掛けた(5)''It's Not TheSame''や夜ムードの甘いスロウ(9)、坂本龍一「セブン・サムライ」をサンプリングしたマリオ・ワイナンズ作のスロウ(8)''It Ain't Fair''など、聴くほどに味わい深い、これぞオトナのR&B。
タワーレコード(2012/01/17)
Diddyに見いだされ、Jay-Zも大絶賛した2000年代R&Bシーンの最重要人物のひとり、Carl Thomasの2007年『So Much Better』以来4年振りとなる4作目。Marvin Gaye、Al Greenの再来と称賛された、クールでブリージーでいながらファンキーなヴォーカル・スタイルと、70's/80'sのイーストコースト・ソウルをベースにしたアーバンR&Bがさらに強靭さを増した充実作。
ユニバーサル
発売・販売元 提供資料(2011/11/09)
カール・トーマスの4年半ぶりとなる新作はヴァーヴ・フォアキャストから。制作陣には、マイク・シティ、アンドレ・ハリス、マリオ・ワイナンズら馴染みの面々やJR・ハトソンなどが名を連ね、ミッド~スロウを中心にカールのソウルフルなエモーションをジワリと引き立てている(レックス・ライダウトと故ヘヴィDの共作曲は、いまや貴重)。曲によってはチルウェイヴ的な耽美な音像が持ち込まれていたり、坂本龍一によるゲーム音楽の深遠なテーマ曲を引用したバラードもあるが、そもそもダウナー系のカールだけによく似合う。スヌープ・ドッグ客演のリミックスも用意されたリコ・ラヴら制作の“Don't Kiss Me"はスロウなステッパーズ曲。故郷シカゴへの想いも相変わらずな良作だ。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.341(2012年2月25日発行号)掲載)