沖縄出身のJazzヴォーカリスト安富祖貴子。2年ぶりの今作では、国内屈指のJazzベーシスト井上陽介を再びプロデューサーに迎え、"ブルーズ"をコンセプトにその"魂"を歌い上げる。まさに原点回帰ともいえる、渾身のアルバム。 (C)RS
JMD(2011/07/07)
2006年のデビュー・アルバム『魂/Kon』を始め、これまで4枚のアルバムを世に放ち、多数の賞を受賞し、その圧倒的な歌唱力でジャズ界において唯一無二の存在になりつつある、沖縄出身のジャズ・ヴォーカリスト安富祖貴子。本作では“ブルーズ”をテーマに、そのソウルフルなヴォーカルを全面に打ち出した原点回帰とも言える作品。プロデューサーはデビュー作からサード・アルバムを手掛け、自己のグループ以外にも塩谷哲トリオ、大西順子トリオ、大野雄二&ルパンティック5のメンバーとして活躍する国内No.1のベーシスト井上陽介を再び迎えることとなった。また脇を固めるのは納谷嘉彦(p)、大隅寿男(ds)、川嶋哲郎(ts)と凄腕ベテラン勢を始め、新進気鋭の大隈卓也(as)、かつてのソー・バッド・レビューやCharとのBAHO等の活躍でも知られるR&B/ソウル系ギターの名手・石田長生(e-g)と豪華メンバーが参加している。収録曲は「Left Alone」「Afro Blue」等のジャズ・スタンダードを始め、アルバム・コンセプトでもある“ブルーズ”を体感した「St. Louis Blues」、若手ゴスペル・グループJumbleと織り成す至高の名曲「Amazing Grace」等と、まさに“今”の安富祖貴子の全てを表現したアルバムとなった。
i&m RECORDS
発売・販売元 提供資料(2011/06/28)