弱冠16歳でデビュー後、2度のトリプル・プラチナ・ディスクを獲得し、これまで全世界で1,100万枚以上のセールスを誇るスーパー・ソウル・ディーヴァ、ジョス・ストーンの通算5枚目となるアルバム。ユーリズミックスのデイヴ・スチュワートを共同プロデューサーに迎え、自身が自由にクリエイティヴを執った初の作品。 (C)RS
JMD(2011/06/30)
弱冠16歳でデビュー後、2度のトリプル・プラチナ・ディスクを獲得し、これまで全世界で1,100万枚以上のセールスを誇るスーパー・ソウル・ディーヴァ、ジョス・ストーンの通算5作目となるアルバム。ユーリズミックスのデイヴ・スチュワートを共同プロデューサーに迎え、自身が自由にクリエイティブを執った初の作品で、本人が「デイヴとのレコーディングはこれまでにないほど楽しかったし、ナッシュビルのミュージシャンも最高だった」と語る、24歳のジョスが最高のクリエイティヴィティを存分に発揮した傑作。
ビクター
発売・販売元 提供資料(2011/06/28)
前作『Colour Me Free!』(2009年)でEMIとの確執を表面化させて独立、今年に入ってからはミック・ジャガー+デイヴ・スチュワート+ダミアン・マーリー+AR・ラフマンとのスーパー・ヘヴィーも始動させているジョス・ストーンが、自主レーベルの第1弾として新作『LP1』をリリースした。まるでファースト・アルバムのような表題は、かつて3作目を『Introducing Joss Stone』と題して心機一転を図っていた彼女らしい決意表明と解釈することもできるだろう。ナッシュヴィル録音となる今回は先述のデイヴ(2004年のサントラ『Alfie』からの仲でもある)と全編を共同制作し、カントリー~フォーク調のシンプルなサウンドで持ち前の歌心を発揮。ニューオーリンズやスタックス的な意匠も、言ってしまえばグラミー好みな全体の雰囲気を強固にしている。そうしたロック・ファンの好むタイプの<ソウル>感は初作『Soul Sessions』を思い出させるものでもあり、つまりは原点回帰したジョスの本質が堪能できる一枚ということだ。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.335(2011年8月25日発行号)掲載)