この世で最もグルーヴィな味わいを弾き表したギタリストの一人、"これぞコーネル・デュプリー!"と歓喜の叫びを上げたくなる決定的アルバム。こだわりのアナログ・サウンド感覚でコーネル・グルーヴが溢れ出す名盤。 (C)RS
JMD(2011/06/02)
この世で最もグルーヴィな味わいを弾き表したギタリスト!これぞコーネル・デュプリー!と歓喜の叫びを上げたくなる決定的アルバム。こだわりのアナログ・サウンド感覚でコーネル・グルーヴが溢れ出す名盤の誕生!2011年5月8日に惜しくも亡くなったコーネル・デュプリー、本作はその亡くなる2ヶ月前の同年3月2日~4日にオースティンで録音されました。一発勝負的ジャズ・ファンク、キング・カーティス&ザ・キングピンズの原点ともなるヒットR&Bヴォーカル曲のグルーヴィーなインスト版、彼自身の出自ともなるTボーン・ウォーカーをルーツとするクールなブルース・ギター、スウィートでディープなソウル・ギター、という構成でそのギターをとことん味わい尽くす、まさにコーネル祭り!1974年、コーネル32才の時の『ティージン』を溌剌としたニューヨーク先鋭ギタリストの姿を捉えたものとすると、本作は、68才の年輪を重ねた熟成テキサス・ファンク&ブルース・グルーヴの極みとも言おうか。成熟したバンド・サウンド、音楽としてすばらしく、そしてギター・ソロのみを取り出しても、若さでとにかく弾きまくった時代の演奏とはまた別の、気骨と深みで極上の、それも新鮮な味わいで、これはコーネルの代表作と断言していい!
P-VINE
発売・販売元 提供資料(2011/05/25)
5月に68歳で他界したコーネル・デュプールによる、恐らくは最後のアルバム。レコーディングは3月、テキサスのオースティンで行われ、マーク・カザノフ(サックス)やミーターズのジョージ・ポーター(ベース)など万全のメンツと共に、偉大なグルーヴ・マスターの黒い味わいが最大限に引き出されている。ブルースとジャズ・ファンク、リズム&ブルースのヒット曲を滋味深くもフレッシュに弾きまくる名手の技に酔う。
bounce (C)池谷修一
タワーレコード(vol.334(2011年7月25日発行号)掲載)