グランジ・ムーヴメント終息後のUSラウド・ロック・シーンの流れを決定付けた歴史的重要作。5弦ベースと7弦ギターが繰り出すとてつもなく重心の低いサウンドと、ヒップホップのグルーヴ感を取り入れたリズム、そして、ジョナサン・デイヴィスの嗚咽・咆哮・絶叫を織り交ぜた激情ヴォーカル…彼らが本作で鳴らしたのは、従来のハードロック/ヘヴィ・メタルとは明らかに異なり、かといってラップとロックの足し算による〈ミクスチャー〉の一言で片づけられるものでもない、異形のヘヴィ・ロックだった。特にジョナサンによる自身のトラウマを反映した歌詞と、感情を剥き出しにしたヴォーカル(アルバムのラストを飾る曲"Daddy"には彼の泣き声まで収録されている)は、衝撃の一言に尽きる。本作で漆黒の金字塔を打ち立てた彼らはその後無数のフォロワーを生み、モダン・ヘヴィネスの一大潮流を巻き起こしたのであった。 (C)粟野竜二
タワーレコード(2020/04/27)
いわゆる"オルタナティヴ・ロック・シーン"を通過して産み落とされたKOЯNのデビュー作品。ダークでナイーヴでリアル、そして全く新しいサウンドを提示した本作の登場によって、マッチョイズム(男の力強さ)ばかりが強調されていたオルタナティヴ/ヘヴィ・ミュージックの概念が一気に覆されることとなった。 (C)RS
JMD(2011/06/02)
いわゆる“オルタナティヴ・ロック・シーン”を通過して産み落とされたデビュー作。「斬新さ」が強く求められる傾向にあったヘヴィ・ロック・シーンにおいては、新しいサウンドはもはや生まれないだろうと囁かれていた。ダークでナイーヴでリアル、そして全く新しいサウンドを提示した本作の登場によって、マッチョイズム(男の力強さ)ばかりが強調されていたオルタナティヴ/ヘヴィ・ミュージックの概念が一気に覆されることとなる。ラップを安易に導入するのではなく、ヒップホップのタイム感・タメが染み付いていた彼らの独自のグルーヴに皆がぶっとばされた。1994年発表。
SMJ
発売・販売元 提供資料(2011/05/24)
音が重すぎて弦がバチバチ鳴っているベース、vo.ジョナサンの悲痛の叫び、本編ラストではガチ泣き、キャッチーなメロディもほぼ皆無という大問題作なのに、それでもやけに耳に残るインパクトが多いのが本作が「大名盤」として語り継がれるゆえん。
とにかくコレを聴かずしてKoЯnは語れない!