クラシック
DVD

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フォーマット DVD
発売日 2012年05月01日
国内/輸入 輸入
レーベルDynamic
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 DYNDVD33586
SKU 8007144335861

スペック

リージョン・オール/NTSC/16:9/153m+bonus/LPCM 2.0/字幕:伊英独仏西

構成数 : 2枚
合計収録時間 : 00:00:00
録音 : ステレオ (---)

【曲目】
ヴィヴァルディ:「モテズーマ」
【演奏】
ヴィート・プリアンテ(Br モテズーマ)
マリー=エレン・ネシ(Ms ミトレーナ)
ラウラ・ケリーチ(S テウティーレ)
フランチスカ・ゴットヴァルト(Ms フェルナンド・コルテス)
テオドーラ・バカ(Ms ラミーロ)
ジェンマ・ベルタニョッリ(Ms アスプラーノ)
アラン・カーティス(指揮)
イル・コンプレッソ・バロッコ
演出:ステーファノ・ヴィツィオーリ
【収録】
2008年1月 フェラーラ

  1. 1.[DVD]
  2. 2.[DVD]

作品の情報

商品の紹介

失われたオペラがついに映像に! ヴィヴァルディの「モテズーマ」
幻になっていたヴィヴァルディのオペラ「モテズーマ」が、ついに映像になりました! 「モテズーマ」は1733年11月14日にヴェネツィアで初演されました。その存在は知られていたものの、台本しか残っておらず、長いこと音楽は「紛失」とされていました。そのため、台本に既存の他のヴィヴァルディの音楽を当てはめた捏造に近い復元上演もあったほど。ところが2002年、突如「モテズーマ」の楽譜が発見されます。手稿譜がベルリンの蔵書にあったのですが、その存在を知られないまま蔵書ごとソ連の手に渡り、2001年になってようやくベルリンに返却、蔵書内容の調査によって偶然「モテズーマ」の筆写譜だと確認されたのです。音楽が欠落した部分を慎重に修復し、ついに2005年6月11日、ロッテルダムでの演奏会形式上演で「モテズーマ」は長い眠りから目覚めたのです。その後舞台上演も演奏会形式上演も多数行われ、また全曲録音も行われました。
物語は、エルナン・コルテスによるアステカ帝国の滅亡に基づいたもの。かつては未開人を文明化したと評価されていたコルテスも、18世紀には優れた文明を破壊し原住民を圧制で苦しめたことによる悪評も広まっており、功罪相半ばする評価でした。それを受けて、このオペラは一種の「暴君もの」になっており、高慢な征服者フェルナンドと、メキシコ皇帝モテズーマ(史実のモテクスマ)との間でまざまな事件がおこった後、フェルナンドが徳を見せる、という筋立てになっています。
今回登場するDVDは、2008年1月25、27日にイタリアのフェラーラ市立劇場で上演された際の映像。全曲録音での指揮者も務めたアラン・カーティスは、2007年4月にリスボンでこの作品を初めて取り上げて以来、ウィーン、パリ、バリャドリッド、バレンシア、ビルバオ、セビリア、ピアチェンツァ、モデナなどで、舞台、演奏会形式合わせて20回近い上演を手がけています。
歌手は全員バロック音楽を得意とする人たちです。モテズーマのヴィート・プリアンテは、イタリアのバス。この役は、カーティスが演奏する時は、全曲録音も含め、すべてプリアンテが受け持ってきました。フェルディナンドのフランチスカ・ゴットヴァルトは、1971年、ドイツ、マルブルク生まれのメッゾソプラノ。バッハの声楽作品のソリストとしても知られています。テウティーレのラウラ・ケリーチは、トリノ出身のソプラノ。娘役を得意としています。ラミーロのテオドーラ・バカとミトレーナのマリー=エレン・ネシはともにギリシャを代表する古楽系歌手。脇役のアスプラーノを、名古楽メッゾ、ジェンマ・ベルタニョッリが受け持っているのには驚かされます。
一度完全に失われたと思われていたヴィヴァルディの音楽が、こうして見事に復活したことは、奇跡と言ってもよいでしょう。その奇跡を、ぜひ映像でお楽しみください。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2011/05/24)

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