| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2011年07月30日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | 紀伊國屋書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KKDS-483 |
| SKU | 4523215037877 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:41:00
女の自立を謳うデザイナー、ペトラの嵌り込んだ愛と隷属の罠アパートの一室で展開する女たちの闘争劇を華麗に、陰鬱に描くファスビンダーによる最も真摯な人間ドラマの傑作
映画冒頭のモットー「幸福が楽しいとは限らない」はマックス・オフュルスの映画『快楽』の台詞であり、ジャン=リュック・ゴダールの映画『女と男のいる舗道』にも用いられた。そして物語の設定や展開はダグラス・サークのハリウッド映画『天の許し給う全て』と極めて類似したものだ。だが映画史的な影響関係を越えてファスビンダーが生み出した本作は、先行するどの映画とも似ていない独自の内実と魅力を備えている。またファスビンダーはすでに『出稼ぎ野郎』で外国人差別を主題にしていたが、その5年後に撮られた本作は、主題の一貫性を保持しつつ人物関係を繊細な優しさを持って描き出し、ファスビンダー映画としても新境地をなすものとなった。
映画の原題『不安は魂を食いつくす』は、本編中でモロッコ出身のサレムが話す台詞から取られたものだが、これはそもそも当時ファスビンダーの伴侶であったサレム自身の語った言葉だという。ドイツ語としては文法的に誤りのある一文を映画タイトルとすることで、この映画の独特の方法論が浮き彫りになる。外国人の異質性への偏見や侮蔑を示す人々の態度や意識は、相手の内面を見ずただ外面だけを繕う当人たちの偏狭さや空疎さとして露呈する。外国人労働者に対する差別の根強かった1970年代にあって、異文化間恋愛にこれほど寛大なまなざしを持ち得たことは驚嘆に値する。現代ですらこの大胆さに比較できる映画は稀だろう。本作が時代を超えたメロドラマの傑作であることは疑いない。
原題 ANGST ESSEN SEELE AUF
英題 FEAR EATS THE SOUL
日本・劇場未公開作品

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