オールド・メタル・ファンと若いメタル・ファンの垣根をなくした、とも言われるほど、その圧倒的な存在感でシーンをリードするトリヴィアムのアルバム。前作より、よりメタリックな音像が渦巻く作品。 (C)RS
JMD(2011/05/02)
今後のメタル・シーンを牽引する若き勇者達が帰ってきた!全世界が注目する新世代メタル・ヒーロー、トリヴィアムの約3年振りの5作目が遂に完成!2008年、新たにニック・ラスクリンシスをプロデュースに迎え、それまでの音楽性全てを融合させた名作との名も高い、フロントマン、マシュー・キイチ・ヒーフィーの日本人の血(彼は山口県岩国市生まれのアメリカ/日本のハーフ)をメタルに昇華させた前作『将軍』を発表、ビルボード・チャート23位、オリコン洋楽チャート6位(総合17位)を記録する。発表後もバンドは各国のフェスティバルのメイン・ステージでの出演を含むツアーを続けていき、さらに大きな存在感を見せ付けていく。2010年2月、オリジナル・メンバーであったトラヴィスがバンドを脱退するが、新たに元バンドのドラム・テクでもあったニック・アウグストを迎え入れ、コリン・リチャードソンのプロデュースの下、次なる作品の制作をスタートさせた。本作のプロデュースを担当したのは、メタル・シーンにその名を響かせる名手、コリン・リチャードソン。マシーン・ヘッドやフィア・ファクトリーといった現代メタルのスタイルを築き上げたアーティストや、トリヴィアムと同じく新世代メタルの代表格、ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインの作品も手掛ける彼の才能と、トリヴィアムという恐るべき素材/才能がぶつかりあって作り上げられるこの作品は、間違いなく今後のメタル・シーンを占う意味でも重要な作品となる事だろう。こちらは、アルバムのレコーディング・ドキュメンタリーなどを収録したボーナスDVD付き。
ワーナー
発売・販売元 提供資料(2011/04/27)
バンド史上最高のセールスを記録した前作で不動の地位を築いた4人組が、それを遙かに凌ぐ凄まじい新作を発表!メタリック&ブルータルな楽曲群は過去最高の破壊力を湛えていて、プレッシャーを微塵も感じさせない自信漲る出来映えに。また、マシーンヘッド作品などを最凶鋼鉄音に仕立てたコリン・リチャードソンのプロデュース力も素晴らしく、この両者でなければ作り得なかったサウンドがここには存在している。
bounce (C)山口コージー
タワーレコード(vol.335(2011年8月25日発行号)掲載)
特典DVDはもう少し内容があると良かったなぁと思いますが、SPエディションでしか聴けない曲も良曲ですので、こっちが買いです!