前作『プライマリー・カラーズ』が賞賛の嵐と共に大ブレイクを果たしたUKロック最先端バンド、ザ・ホラーズのサード・アルバム。 (C)RS
JMD(2011/05/23)
前作『プライマリー・カラーズ』がNME誌09年年間ベスト第1位、英最高峰音楽賞マーキュリープライズ2009ノミネートと、賞賛の嵐と共に大ブレイクを果たしたUKロック最先端バンド、ザ・ホラーズが大注目のサード・アルバムをリリース!07年にUKガレージ・ロック期待の新人として華々しくデビュー。08年の前作では、ドリーミーでサイケなサウンドにポップをちりばめた独自のアート・ロックを打ち出し、世界中から驚愕と絶賛をもって高く評価された。ここ日本でも、2010年2月東京の単独公演をソールドアウトさせ高い人気を誇っている。3年振りとなる本作は、ロンドンに作られたバンドのスタジオでレコーディングされた初のセルフ・プロデュース作。ミックスはアーケード・ファイア、ポーティスヘッド等を手掛ける名手クレイグ・シルヴィー!飛躍を遂げたザ・ホラーズが、本作で完全覚醒を果たす!
Hostess Entertainment
発売・販売元 提供資料(2011/04/21)
プレスから絶賛された前作より約2年ぶりとなる3作目。まず分厚いシンセの膜と、ファリスの落ち着きのある歌に耳を奪われることだろう。それまでの攻撃性やエッジはやや薄れ、夜明け前の仄明るさを思わせる幻想的なサウンドの向こう側には、霧に包まれたエコー&ザ・バニーメンやサイケデリック・ファーズの幻影が透けて見える。なかでもアルバムの後半、8分に渡る大曲''Moving Further Away''でのヒプノティックな反復から、タイトな''Monica Gems''のイントロへと雪崩込む瞬間が本作のハイライト。前作同様、海をモチーフにした曲で本編を締めるという構成もニクイ。一曲一曲じっくりと耳を傾けるに値するだけのスケール感を手に入れた、堂々たるブリティッシュ・ロック作品の誕生だ。
bounce (C)佐藤一道
タワーレコード(vol.333(2011年6月25日発行号)掲載)
久々にUKからずっしりと聴きごたえのある(しかも若いのに:笑)バンドが出たな〜と。
歪むギター、たゆたうギターに低音ボーカルががっちりと絡まって、
一度聴くとまた聴きたくなってしまう。