オーストラリアから新たなる刺客現る!アーケイド・ファイアやヴァンパイア・ウイークエンド、ザ・ドラムス、そしてフー・ファイターズのオープニング・アクトに次々と抜擢され、飛ぶ鳥落とす勢いで拡大を続けるクラウド・コントロールのデビュー・アルバムが、高まる期待に応えて遂に日本でも取り扱い開始!ザ・テンパー・トラップやローカル・ネイティヴスなど優良バンドを輩出する人気UKレーベル〈Infectious〉が満を持して送り出す注目新人だけに、聴き逃すわけにはいかない!!オーストラリアはシドニーに隣接する山岳地帯ブルー・マウンテンズ出身の幼馴染の男女4人によって結成。SXSWへの出演や、BBC Radio 6のシングル・オブ・ザ・ウイークに選出されて注目を浴び、アーケイド・ファイアやヴァンパイア・ウイークエンド、ザ・ドラムス、さらにはフー・ファイターズのオープニング・アクトに次々と抜擢され一気にファン層を拡大させた。本国オーストラリアでは、同国最大の音楽賞、ARIA賞にノミネートされ、新人ながら既に人気バンドとして名実ともに高く評価されている。本作は、そんな彼らが今年5月にUKでリリースしたデビュー・アルバム。ジェレミーの両親宅のリビングでレコーディングされた本作は、80年代初期ネオアコからサイケポップ、フォークをベースとしたポップなサウンドに、トライバル・ビートと男女混合ならではの美麗なハーモニーがあわさり、ノスタルジアとフレッシュさを併せ持つ極上の1枚!思わず踊りだしたくなる躍動感溢れる本作は、一度聴いたら癖になること間違いなし!
発売・販売元 提供資料(2012/02/03)
オーストラリアのインディー・シーンはこのところ本当に活気があるよな~。で、大陸的なグッド・メロディーをサイケな味付けで煮込んだこの男女4人組にも、注目せずにはいられない。祝祭感溢れるキラキラのコーラスと荒っぽいファズ・ギターで多幸感を描き出す彼らのセンスは、凄くイマドキな気もするし、60年代のサイケ・バンドのようでもあるけど……まあこれだけ気持ち良ければ、そんなことはどうでもいいか。
bounce (C)田中幹也
タワーレコード(vol.340(2012年1月25日発行号)掲載)