フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 (イギリス盤) |
パッケージ仕様 |
紙ジャケット |
発売日 |
2011年06月07日 |
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規格品番 |
WIGCD258 |
レーベル |
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SKU |
5034202025825 |
Hostess Entertainment
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:40:02
Recorded during the latter half of 2010 and early months of 2011, Suck It and See finds the Arctic Monkeys partnering with James Ford for a third time. The album features a more accessible sound than its predecessor, Humbug, and shines a new light on the band's pop influences.
録音 | ステレオ (Studio)
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1.[CD]
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1.She's Thunderstorms
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2.Black Treacle
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3.Brick By Brick
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4.The Hellcat Spangled Shalalala
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5.Don't Sit Down 'Cause I've Moved Your Chair
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6.Library Pictures
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7.All My Own Stunts
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8.Reckless Serenade
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9.Piledriver Waltz
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10.Love Is A Laserquest
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11.Suck It And See
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12.That's Where You're Wrong
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しゃかりきなまでに正確無比、リズム・言葉・ギターとそれぞれの機能を特化し、研ぎ澄ました彼らの音楽からは、年齢に反して達観している・・・・・・との印象を抱いてきた。<しゃかりき>こそ若さの表れ!とも言えるが、ロックの定石とされるいきり立つ契機≒苛立ち、反抗、青春の懊悩といった私的で青臭く、ベタついた情動は当てはめにくい世代のバンドだ。歌詞にしても、比喩や言葉の選び方など感性の鋭さは買うが、常に観察者、悪く言えば窃視者の視点から描かれたその世界において、歌い手の存在感は実に薄い。ハートより頭が先に作動する賢い技巧派。感心させられても、感動はしない。その意味で、この4作目『Suck It And See』は新鮮だ。歌のフロウを重視し、メジャー・コードに寄った曲作り、リヴァーブの微光を放つ流線型のギター、コーラスが映える広い音空間。持ち前のリフの妙とロールするビートで聴かせる曲も健在ながら、本作の大半を占める米国的なサーフ・ロックと英国の泣き(ニュー・オーダーやモリッシーの王道アンセムが浮かぶ)が完璧に融合した楽曲群は、ライターをかざしての合唱が相応しい。そうした安易な快感を許さず、緻密な音作りと曲がりくねった歌詞で、聴き手に挑むように突き進んできたこれまでの3枚。いつまでそんな調子で続けるの?と感じてもいたので、頭ではなく、ロジックで説明できないハートの欲求に従ったかの如き本作の無防備であけすけな美は、大歓迎である。
bounce (C)坂本麻里子タワーレコード (vol.332(2011年5月25日発行号)掲載)
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デビュー当初、<10代の代弁者>として熱狂的な支持を集めたアークティック・モンキーズが、その後どのように<大人のバンド>へと成熟していくのか。前作『Humbug』(2009年)から模索を始めていた、その問いに対する理想的な回答がここにはある。このニュー・アルバム『Suck It And See』を特徴付けているのは、レコーディングが行われたLAの夕暮れ時を思わせるような、ロマンティックで黄昏れたムード。初期作品の大半を占めていた若さの象徴である性急なビートは影を潜め、ゆったりと落ち着いたテンポの楽曲が並んでいる。また、アレックス・ターナーのヴォーカルも前作以上に大人びていて、深みと陰影を感じさせるようになった。そして何より大きな変化は、50年代のポップ・ミュージックを下敷きとした、甘いコード進行の流れるようなギター・ストロークが多用されていること。それによって、従来の彼らが得意としていたギター・リフ主体の曲と比べると、柔和でレイドバックした印象が強まったと言えるだろう。最初にも少し触れたように、成熟した<新しいアークティック像>をめざしたという意味で、『Humbug』と変わりはない。だが、ストーナー・ロックの大物・ジョシュ・オムをプロデューサーに迎え、ヘヴィーでサイケデリックな路線に突き進んだ前作は、あまりの急展開でファンを置き去りにしてしまっていた。その点、今回の新作はよりスマートに新しいことをやり遂げ、無理のない自然な形での成熟に成功している。
bounce (C)小林祥晴タワーレコード (vol.332(2011年5月25日発行号)掲載)
(^_^)v何回も聴いてるとどんどんはまってくる作品です。このバンドは一作目が一番!と言う人も是非繰り返し聴いてみて下さい。
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