フォーマット |
DVD |
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構成数 |
9 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2011年06月10日 |
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規格品番 |
KKC9019 |
レーベル |
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SKU |
4909346003613 |
本編:446分、ドキュメンタリー:510分/カラー/NTSC/16:9/Region All/dts サラウンド5.1/PCM ステレオ/字幕:独・英・仏・西・日
ティーレマン&ウィーン・フィル、ベートーヴェンの交響曲全集
「BEETHOVEN9」と銘打って2008年12月よりスタートし、2010年4月をもって遂に完結した、クリスティアン・ティーレマン&ウィーン・フィルによるベートーヴェン交響曲全曲演奏会。ウィーンのムジークフェラインザールでおこなわれたすべてのコンサートの模様は、オーストリア放送協会(ORF)とユニテル・クラシカの共同制作により、HDハイディフィニションと5.0サラウンド・サウンドで収録されましたが、いよいよブルーレイ&DVDボックスでリリースされます。
ベルリン・ドイツ・オペラの総音楽監督、ミュンヘン・フィルの総音楽監督を歴任し、あらたにまたシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任しようというまさにこの時期、ドイツ本流のマエストロとして邁進しているティーレマンにとって、ベートーヴェンこそ待望度一番のプログラムであったわけですが、このキャリアの命運をかけた最重要プロジェクトに選んだ相手が数多の名演奏を生んできた名門ウィーン・フィルともなれば、なんの不足もありません。
「9つすべてのシンフォニーにおいて、ベートーヴェンはそれぞれ異なる世界を切り開いたのです。しかも、ベートーヴェンは初めからこうしようと計画していたのです。」と語るティーレマン。ヴァイオリン両翼配置を採用した大編成のウィーン・フィルを相手に、ティーレマンがさっそうと繰り広げる音楽は、これこそ21世紀のベートーヴェン演奏といわんばかりの確固たる自信にあふれたものです。
なお、約440分のコンサート本編の映像に併せて、トータル約510分におよぶ充実したボーナス・パートもこのたびのセットのおおきな特徴となっています。ドイツの高名な音楽評論家ヨアヒム・カイザーとティーレマンとの対談「ディスカヴァリング・ベートーヴェン」では、過去60年以上に亘り偉大な巨匠たちのベートーヴェン演奏に間近に接してきたカイザーを通して、ティーレマンの音楽観が語られる一方、フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、バーンスタインといった巨匠たちのベートーヴェン演奏の映像や画像を織り交ぜながら触れられているのも興味深く、この内容から本編の演奏をより深く理解することが可能です。
キングインターナショナル
構成数 | 9枚
録音 | ステレオ (Live)
DVD1]
交響曲 第1番ハ長調 Op.21
収録時期:2008年12月(ライヴ) 撮影監督:ブライアン・ラージ
序曲「コリオラン」Op.62
収録時期:2008年12月(ライヴ) 撮影監督:ブライアン・ラージ
「エグモント」Op.84序曲
収録時期:2009年11月(ライヴ) 撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
DVD2
交響曲 第2番ニ長調 Op.36
収録時期:2008年12月(ライヴ) 撮影監督:ブライアン・ラージ
交響曲 第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
収録時期:2009年3月(ライヴ) 撮影監督:アグネス・メート
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
DVD3
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン~クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」(交響曲 第1番、 第2番、 第3番「英雄」)
DVD4
交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60
収録時期:2009年3月(ライヴ) 撮影監督:アグネス・メート
収録場所:ウィーン、ムジークフェライン大ホール
DVD5
交響曲 第5番 ハ短調 Op.67「運命」
収録時期:2010年4月(ライヴ) 撮影監督:カリーナ・フィビヒ
交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
収録時期:2010年4月(ライヴ) 撮影監督:カリーナ・フィビヒ
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
DVD6
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン~クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」(交響曲 第4番、 第5番「運命」、 第6番「田園」)
DVD7
交響曲 第7番 イ長調 Op.92
収録時期:2009年11月(ライヴ) 撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
交響曲 第8番 ヘ長調 Op.93
収録時期:2009年11月(ライヴ) 撮影監督:ミヒャエル・バイヤー
収録場所:すべてウィーン、ムジークフェライン大ホール
DVD8
交響曲 第9番ニ短調 Op.125「合唱つき」
アネッテ・ダッシュ(S)、藤村実穂子(A)
ピョートル・ベチャワ(T)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs)
ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
収録時期:2010年4月(ライヴ) 撮影監督:アグネス・メート
収録場所:ウィーン、ムジークフェライン大ホール
DVD9
・ドキュメンタリー「ディスカヴァリング・ベートーヴェン~クリスティアン・ティーレマンとヨアヒム・カイザーとの対話」(交響曲 第7番、 第8番、 第9番「合唱つき」)
以上、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
(映像制作:ユニテル・クラシカ)
ドキュメンタリー撮影監督:
クリストフ・エンゲル(交響曲 第1番、 第2番、 第4番、 第5番、 第6番、 第7番、 第8番& 第9番)
アンカ=モニカ・パンデレア&クリストフ・エンゲル(交響曲 第3番& 第9番)
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1.[DVD]
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3.[DVD]
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8.[DVD]
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9.[DVD]
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レコード史に輝くベートーヴェンの交響曲全集の録音を数々残してきたウィーン・フィル。ティーレマンとの全集は現時点で、CDではなく高品位映像のみ発売という点で歴史的なもの。小型でスピーディーな、例えばP・ヤルヴィのベートーヴェンとは正反対の演奏。伝統的な大きな音楽が壮大に鳴り響く。その中で細かなパッセージ、構造がしっかり浮かび上がる。そして前代未聞の推進力。会場の楽友協会の雰囲気も高画質で伝えている。
intoxicate (C)雨海秀和タワーレコード (vol.92(2011年6月20日発行号)掲載)
1960年代にイッセルシュテットと制作して以来、ベーム、バーンスタイン、アバド、ラトル、ティーレマン、ネルソンスと続いているVPOによるベートーヴェン交響曲全集だが、結局、イッセルシュテットが最良だったと痛感。ベームやバーンスタインはまだ良かったが、アバド以降は凡演ばかりだ。ネルソンスは論外にしても、このティーレマンの全集も完全に期待を裏切る出来。
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