ファースト・シングル「Black And Yellow」が、社会現象的メガ・ヒットを記録しているヒップホップ界の超新星、ウィズ・カリファのアルバム。 (C)RS
JMD(2011/03/10)
全米シングル・チャート1位を獲得し、社会現象的メガ・ヒットとなった「Black And Yellow」を収録したデビュー・アルバム。日本人ラッパーのSEEDAが「Black And Yellow(Baka Yalo Remix)」を発表したり、ビデオ・クリップがYOUTUBEで2,500万回という驚異的な視聴回数を誇るほどのウィズ・カリファ旋風が吹き荒れる中、待望のフル・アルバムを発表。「Black And Yellow」同様スターゲイトがプロデュースを手掛けたセカンド・シングル「Roll Up」も要チェック。
ワーナー
発売・販売元 提供資料(2011/02/28)
メジャー(再)デビュー・シングル"Black And Yellow"がロング・ヒットの末に全米1位へと昇り詰め、ストリートからメインストリームまで大きな注目を集めるという最高の流れのなかでのアルバム・リリースとなったウィズ・カリファ。しかしそんな喧騒もどこ吹く風、と言ったところだろう。続く"Roll Up"も含めてシングル曲こそスターゲイトが手掛けているものの、馴染みのE・ダンを制作の中心に据えた作りはインディー時代と変わらぬスタンス。ソウルフルな質感のスムースなトラック上でメロディアスにフロウするスモーキング・ハイな姿は実に心地良さげだ。トゥー・ショートが参加した"On My level"(ジム・ジョンシン作)なんて意外なコラボもあるし、題目通りに何かを巻きながら聴くのがきっとベスト。
bounce (C)升本徹
タワーレコード(vol.331(2011年4月25日発行号)掲載)