ジェイ・Z主宰のレーベル=Roc Nationからワールド・ワイド・デビュー!UK生まれ/タイ育ち、ブルージー&ポップな異色シンガー・ソングライター 「“ヒップホップ時代におけるロックンロール”を創造したいんだ」と語る異色のシンガー・ソングライター、Hugo。10代のときから地元タイでSiplorというバンドと共にプロ活動を展開、アルバム計4枚をリリースし、若くしてタイ国内で大きな成功を収めていた。アメリカから遠く離れ、「かかっていたのは70年代ロックばっかり…(あの国じゃ)エルヴィスはまだ生きてるし、パンクも存在しない」というユニークな洋楽土壌が存在するタイでHugoはHowling Wolf / Son House / Robert Johnson / Skip Jamesといったディープなブルース・サウンドに傾倒したという。その後Hugoは故郷ロンドンに移住、よりポップで雑多なUKの音楽環境で独自のスタイルを築きながら、さらなるキャリアを模索。ソングライターとして頭角を現し、ビヨンセ『I AM... SASHA FIERCE』に提供した楽曲「Disappear」によってジェイ・Zの目に留まり、Roc Nationとの契約を手にした。その大ボス、ジェイ・Zの名作を大胆にロック・カヴァーした「99 Problems」をはじめ、デビュー・アルバムにはユニークかつポップでカラフルなハイブリッド・サウンドが満載。初期のBeckを彷彿とさせるカントリー/ブルース・フレーヴァーも楽しい。
SMJ
発売・販売元 提供資料(2011/04/21)
ビヨンセ”Disappear”のソングライトをきっかけにロック・ネイション入りを果たした、<ギャングスタ・ロック>を標榜するシンガー・ソングライター――そんな前情報から、てっきりアーバン寄りの音を出しているのかと思いきや!?なヒューゴさんのデビュー・アルバム。もっとも、ヒップ・ホップ世代らしいベック・マナーのガチャガチャしたトラックもありますが、ここで耳を引くのはオールド・スタイルなロックンロール~ブルース・ロック曲。ハウリン・ウルフの大ファンらしく、ダーティーな仕上がりのタイトル曲や”Wake Alone”を聴けば、きっとジャック・ホワイトもジェラシーを感じるはずですよ。それにしたって、ジェイ・Z社長の”99 Problems”をブルーグラス化させるとはね。
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.332(2011年5月25日発行号)掲載)