The Viewのサード・アルバム。過去にプライマル・スクリームなどを手がけたことで知られる元Killing JokeのYouthがプロデュース、リヴァプールのスタジオでじっくりと時間をかけて制作し、更なるスケール・アップを遂げた作品。よりタイトになったバンド・サウンドとキャッチーなメロディーが詰め込まれた1枚。 (C)RS
JMD(2011/03/10)
青春は何度でも繰り返される、変わらない彼らのロックンロールと共に。UKアルバム・チャート初登場1位を記録し、Mercury Prize(UK、アイルランドの最も優秀なアルバムに贈られる賞)にもノミネートされた2007年発表のデビュー・アルバム『ハッツ・オフ・トゥー・ザ・バスカーズ』、2009年にリリースし、これまたセールス的にも成功を収めたセカンド・アルバム『フィッチ・ビッチ』に続く3作目は、過去にプライマル・スクリーム等を手がけたことで知られる元Killing JokeのYouthプロデュースの元、リヴァプールのスタジオでじっくりと時間をかけて制作し、更なるスケール・アップを遂げたザ・ヴューの待望のスタジオ・アルバム。今作では新たにキーボーディストとしてメンバーの幼馴染であるダレンを迎え、ピアノで楽曲制作を行うことにより、過去の作品にはなかった楽曲の幅やメロディーを生み出している。「今作では未だかつてなくやりたい事が明確でバンドとしてのビジョンがはっきり見えているんだ」とカイルが語るように、よりタイトになったバンド・サウンドと、キャッチーなメロディーが詰め込まれた内容に仕上がっている。
ソニー
発売・販売元 提供資料(2011/02/23)
シンセ奏者を新メンバーに加え、元キリング・ジョークのユースをプロデューサーに迎えて作り上げたこの3作目で、バンドは新たな門出に相応しい新機軸を打ち出した。持ち味のガレージ・パンク曲もあるにはあるが、シンフォニックなバラードやメランコリックなマイナー調のミディアムにビックリ! コーラスひとつをとっても青臭さが消えている。今度のヴューはスマートでスタイリッシュ!?
bounce (C)柴田かずえ
タワーレコード(vol.331(2011年4月25日発行号)掲載)