アニコレの創始者、パンダ・ベアの音楽ファン絶対必聴な大傑作!USインディ・シーンの頂点に君臨するアニマル・コレクティヴの創始者、パンダ・ベアことノア・レノックスが、4年振りとなる4枚目のソロ・アルバムをリリース!バンド結成時よりソロ活動を並行して行ってきたノア。2007年リリースの前作『パーソン・ピッチ』は大絶賛を受け、ピッチフォークが年間ベスト・アルバムの第1位に選出した他、複数メディアのベストアルバムをかっさらう名盤となった。4年振りとなる本作リリース前に、アニコレ主宰のレーベル<Paw Tracks>だけでなく、<Domino>や<FatCat>、<Kompakt>といった錚々たるレーベルからシングルをリリース。その過程を経て、ノアは、素晴らしいロックがギターやリズムにフォーカスをおいて生み出されるように、よりダークで、より無駄をそぎ落としたサウンドを目指したという。エレクトロニックなアニコレとも、過去のソロ作品とも違った、パンダ・ベアの原点に近づくことで新境地を開いた会心作。アニコレ・ファンはもちろんのこと、全インディ・ファン必聴の作品!
Hostess Entertainment
発売・販売元 提供資料(2011/02/10)
アニマル・コレクティヴーの伊達男、パンダ・ベアことノア・レノックスの4年ぶりとなるソロ作。昨年後半より数々のレーベルからリリースしてきたシングル曲をすべて収録し、さらにMGMTのプロデュースでお馴染みのソニック・ブーム大先生がアルバム全体のミックスを担当している。風呂場的なエコー感がよりディープになり、またサンプリングが前作よりも抑えられたことで、パンダのヴォーカルが楽曲の中心にどっしり鎮座ましましている印象だ(初期スペクトラムのサウンドを思わせる瞬間も)。その結果、父親に肩車されているかのような包容力のある歌の気持ち良さは自己記録を更新。親パンダの子パンダに対する優しさや慈みにも似た感覚が、音の隅々にじんわりと宿っている。
bounce (C)佐藤一道
タワーレコード(vol.331(2011年4月25日発行号)掲載)