アントニー、ルーファス・ウェインライト、キース・リチャーズら、錚々たるゲスト陣を迎えた2008年発表のカヴァー・アルバム『イージー・カム、イージー・ゴー』が、日本でも大きな話題となったマリアンヌ・フェイスフルによる待望作。前作に続き、名プロデューサー、ハル・ウィルナーとの強力タッグによる傑作。ルー・リードが2曲でゲスト参加(ギター)!久々となるオリジナル曲が全13曲中5曲(うち4曲はマリアンヌ自らが作詞)、カヴァー曲が8曲という構成。エルトン・ジョンのヴァージョンが有名なレスリー・ダンカンの「Love Song」、ダスティ・スプリングフィールドの「Goin’ Back」、アラン・トゥーサン「Back in Baby's Arms」といったソウルフルな名曲から、R.B. Morris の「That's How Every Empire Falls」や、Gutter Twins の「The Stations」といった最近の佳曲まで、シブすぎる選曲。
P-VINE
発売・販売元 提供資料(2011/03/22)
2008年にカヴァー・アルバム『イージー・カム、イージー・ゴー』をリリースしたマリアンヌ・フェイスフルのアルバム。前作に続き、名プロデューサー、ハル・ウィルナーとの強力タッグによる作品。今作はカヴァー曲の他に、オリジナル曲も収録し、ルー・リードもギターでゲスト参加。 (C)RS
JMD(2011/02/21)
大きな話題となった2008年作『Easy Come Easy Go』の続編的なアルバム。プロデューサーのハル・ウィルナーは今回も絶妙な選曲をし、絶妙なゲスト(ルー・リードとか)を招き入れて、マリアンヌの存在感を際立たせている。前作と比較するならソウル・フィーリング溢れるカヴァーがやや多め。ダスティ・スプリングフィールドやアラン・トゥーサンの曲を唯一無二のあの声で歌われると、たまらんもんがあります。
bounce (C)内本順一
タワーレコード(vol.330(2011年3月25日発行号)掲載)