2006年に15歳と言う若さでデビューし、ジャズ界の“王子様”と呼ばれたオースティン・ペラルタが、あのフライング・ロータス主催の“BRAINFEEDER”からアルバムをリリース!チック・コリアやハンク・ジョーンズ、そしてロン・カーターなどとの共演歴を持ちながらも、彼はセッション・プレイヤーとして、エリカ・バドゥからシャフィーク・フセインに至るまでの大物、さらにはLAの伝説的ビッグ・バンド、ホレス・タプスコットのパン・アフリカン・ピープルズ・オーケストラとともに演奏したこともある実力者。本作では、ゼーン・ムーサ(as)、ベン・ウェンデル(ts,ss)、ハミルトン・プライス(b)、ザック・ハーモンなどの、プロのジャズ・ミュージシャンをバックに、また長年の友人であり仕事仲間でもあるスレンジループに、アルバム全体のエレクトリック・マニュピレータを依頼。またシネマティック・オーケストラとシンガーであるハイディ・フォーゲルとの才気溢れるコラボレーションでアルバムの最後を飾っている。「この作品は、俺が“BRAINFEEDER”に進んで欲しい方向性への第一歩なんだ。面白いエレクトロと、真のミュージシャン精神さ。」とフライング・ロータスが語るように、様々な意味で今までずっと“BRAINFEEDER”が求め、あり続けてきた姿そのものである」。自分のルーツへの認識と、未来へと向かう音楽への探求が生み出した素晴らしいコンビネーションなのである。帯・解説付き。
DIS Inc.
発売・販売元 提供資料(2011/01/19)
フライング・ロータスも惚れ込んだ弱冠20歳のジャズ・ピアニスト、オースティン・ペラルタがブレインフィーダーから新作をリリース!スピリチュアルで荘厳なムードのなかをエレガントでスピーディーな音色がリリカルに泳ぐその様は、コルトレーン・バンド時代のマッコイ・タイナーのようだ。シネマティック・オーケストラのメンバーも参加したコズミックな“Daymares,it is What It is”が、あまりに美しい!
bounce (C)小松健一郎
タワーレコード(vol.329(2011年2月25日発行号)掲載)
天才少年系としては、意外なフライング・ロータス主催のレーベル【ブレインフィーダー】からアルバムをリリースするジャズ界の〈王子様ピアニスト〉こと、オースティン・ペラルタ。アルバム全体の音像処理と、人力プレイのシームレスな関係は、適度な緊張感とアンビエント感を味あわせてくれる。シネマティック・オーケストラとシンガーであるハイディ・フォーゲルとの才気溢れるコラボレーションも聴き逃せません。
intoxicate (C)稲田利之
タワーレコード(vol.90(2011年2月20日発行号)掲載)