東京ジャズ2010にて“TOCHIKA2010”として30年振りのリユニオンを果たし、ジャズ＆フュージョン・ファンを驚喜させた渡辺香津美。その東京ジャズ2010の直前にヤマハ銀座スタジオにて行われたプレ・イベント“東京ジャズ・サーキット”からのスペシャル・ライヴ盤。マイニエリの洗練されたヴァイブ、バーンハートのリリカルなタッチのピアノに乗せて親密な会話を繰り広げる香津美のギターは、どこまでも自由で暖かい語り口に満ちている。マイニエリの代表曲「Sara's Touch」や「Praise」で聴かれる美しいメロディ・ラインと3人のインタープレイは、30年のときを経て熟成され、再会の喜びによって深化されたこの日のライヴでしか聴けない内容。あわせてアップテンポの「枯葉」やバーデン・パウエルの「Berimbau」での自然に高揚するグルーヴとスピード感もドラムレスの編成を感じさせない圧倒的なトリオ演奏となっている。なお、「Praise」と「Berimbau」の2曲は、香津美本人の意向でライヴ音源にギターパートを追加ダビングしています。
ewe records

発売・販売元 提供資料 （2010/12/29）