Rock/Pop
CDアルバム

Idea

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フォーマット CDアルバム
発売日 2011年02月14日
国内/輸入 輸入
レーベルReprise / WEA
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 RPRW5270812
SKU 081227977979

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:36:10
エディション : Remaster
録音 : ステレオ (Studio)

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Let There Be Love
    2. 2.
      Kitty Can
    3. 3.
      In the Summer of His Years
    4. 4.
      Indian Gin and Whisky Dry
    5. 5.
      Down to Earth
    6. 6.
      Such a Shame
    7. 7.
      I've Gotta Get a Message to You
    8. 8.
      Idea
    9. 9.
      When the Swallows Fly
    10. 10.
      I Have Decided to Join the Airforce
    11. 11.
      I Started a Joke
    12. 12.
      Kilburn Towers
    13. 13.
      Swan Song

作品の情報

メイン
アーティスト: Bee Gees

オリジナル発売日:1968年

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
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このレビューは2022年11月23日に再発された日本盤CDについてのものです。

『アイディア』は5人組時代最後のアルバムだ。「マサチューセッツ」から聴き始めた私は、やはり5人組時代のビー・ジーズに愛着がある。特にビジュアル面では。
ヴィンスが抜けたのは、純粋にブルースがやりたかったからで喧嘩別れではない。バラードが大ヒットしたビー・ジーズには、リード・ギターの出番があまりなく物足りない思いをしていたことは、容易に想像できる。

前作ではヴィンスのギターが目立っていたのは3曲あったが、『アイディア』ではタイトル曲のみだ。そのタイトル曲での彼のギターは素晴らしく、ステレオとモノラルで違うプレイが収められている。そういうこともあって脱退したのだろう。

このアルバムは、イギリスとアメリカでは内容もジャケットも違う。英盤には、ヴィンス作でリード・ヴォーカルも彼が担当している「サッチ・ア・シャイム」がある。ギブ兄弟が作曲に加わっていない曲は、オリジナル・アルバムの中でこの曲だけだ。米盤ではこの曲の代わりに「獄中の手紙」が収められている。CD化の際に統一され両方収められた。ちなみに、68年当時の日本盤は両方入っており、「ジャンボー」まで収録されている。

アルバムの特徴として、豊かなオーケストレーションをバックにビー・ジーズの長所である美しいメロディの楽曲が並んでいる。「愛があるなら」「素晴らしき夏」「つばめ飛ぶ頃」「ジョーク」「白鳥の歌」である。この中で「ジョーク」を別格として、私が好きなのは「つばめ飛ぶ頃」だ。イントロのモーリスの美しいピアノ、感情を抑えた前半からサビの部分では一気に歌い上げるバリーの素晴らしいヴォーカル。ハーモニーをつけるモーリスも良い。

新しくなった解説に、この曲が『名高い詩人のワーズワースの詩「水仙」を冒頭に引用した史劇風の歌』とある。「白鳥の歌」もそうだが、ヨーロッパのきらびやかな史劇(観たことはないが)が目に浮かぶようである。

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