もしもパンクがなかったら

構成数 : 1枚
目次 : ●序文「だいいち小説なんかじゃ踊れない」･･･

●Part1
『ラウデン・アップ・ナウ』は素晴らしい
グライムという新しいムーヴメント
LCDサウンドシステムの快進撃
来日したマッド・マイクとUR
M.I.A.登場！
拡大するレゲトン・ブーム
フリー・フォークなる新しいアンダーグラウンド
バイリ・ファンクの時代
コールドカット『サウンド・ミラーズ』の挑戦
賛否両論のザ・ストリーツ『ザ・ハーディスト・ウェイ・トゥ・メイク・アン・イージー・リヴィング』
ディプロとボルチモア・ブレイク
ブリアルとダブステップ
ニュー・レイヴなるトレンド
リオのホンヂ・ドー・ホレに注目
ダブステップのネクスト・ステップ
ニュー・エキセントリックなるムーヴメントについて
ヘラクレス＆ラヴ・アフェアが訴えている
レトロ・ポップの時代
更新されつつあるUKの音楽シーン
ニューヨークのアヴァン・ロック最前線
ザ・ストリーツの最後から二番目の新作について
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズを聴け
ザ・キング・ブルースは素晴らしい！
エミネムのカムバック作『リラプス』
ダブステップが迎える新局面
ダンスホールのミュータントたち
デリック・メイの十三年のぶりのミックスCD
ビーチ・ハウスというエレガントで憂鬱なポップ
UKファンキーなるダンスのモードを紹介しよう
拡大するダブステップ
チルウェイヴなる新しいムーヴメント

●Part2
こだま和文『In The Studio』
RCサクセション『ラプソディー・ネイキッド』
フィッシュマンズの七年ぶりのライヴ
ストラグル・フォー・プライド『YOU BARK WE BITE』
泉谷しげるとギターウルフ
曽我部恵一『ラヴ・シティ』を聴きながら
一九八〇年からのロックンロール・ショー
石野卓球とWIRE
鎮座ドープネスなるラッパーの『100%RAP』
S.L.A.C.K.というラッパーについて
あるぱちかぶと、そして彼の『◎≠(マルカイキ)』
やけのはらの『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』

●Part3
ダンスホールとゲイ差別
ますます加熱するゲイ憎悪
一枚一万円のディープ・ファンク
ペレ『ジンガ』
ムーヴメント不在の時代
ニュー・レイヴ・ジェネレーション
デリック・メイが静岡にやって来た！
一九九二年のレイヴ・カルチャー
グラストンベリー・フェスティヴァルの思い出
渋谷のシスコ閉店
バラク・オバマとポップ・カルチャー
最近やけに加熱する大麻報道について思うこと
再刊されたコミック『ウォッチメン』を読みながら
巨匠J・G・バラードが音楽に与えた影響

●Part4
パンクが右翼になるとき
パンク三〇周年
シド・バレットに捧ぐ
映画『ロンドン・コーリング』を見ながら
ロバート・ワイアット『コミックオペラ』、ゆらゆら帝国『空洞です』、七尾旅人『911FANTASIA』
初来日したザ・スリッツ
ジュリアン・コープの『ジャップロックサンプラー』の翻訳を読んで
シド・ヴィシャス三〇回忌
ザ・スリッツの新作があまりにも良いので
マルコム・マクラレン、R.I.P.
ザ・レインコーツの初来日

●後書きにかえて