NYブルックリンで活動する男女デュオ、ビューク&ゲイスの日本デビュー盤。力強いリズムと底なしに明るくキャッチーな歌声とメロディが強烈な印象を残す1枚。 (C)RS
JMD(2011/01/11)
オリジナル楽器を操るユニークなNYブルックリン発の男女デュオ、ビューク・アンド・ゲイスが日本デビュー!自転車整備士のアローン・ダイヤー(“buke”)と、ブルー・マン・グループの楽器制作に携わっていたというアロン・サンチェス(“gass”)という、ユニークなバックグラウンドを持つ2人が出会い、ブルックリンで結成。自ら制作/改造してつくられた6弦バリトン・ウクレレや、ギター/ベースを合わせた楽器など、オリジナル楽器を自在に操り、パワフルなロック・サウンドを生み出すという、ユニークな演奏スタイルを確立。2009年には、2人の生み出すノイズと力強いリズムに圧倒されたザ・ナショナルのアーロン&ブライスのデスナー兄弟により、兄弟が共同運営するレーベル<Brassland>と契約。2010年9月に全米デビュー。そして遂に日本デビューとなる本作は、力強いリズムと、底なしに明るくキャッチーな歌声とメロディが強烈な印象を残す渾身の1枚。
Hostess Entertainment
発売・販売元 提供資料(2010/12/20)
ナショナルのデスナー兄弟も参画するレーベルからデビューした男女2人組。ビューク(改造ウクレレ)&ゲイス(ギターとベースの合体)というバンド名が示しているように、手作り楽器を用いた独自の実験的なサウンドを展開する。踏み鳴らされるバスドラと弦楽器が繰り成す不協和音は、シンプルだが複雑な素猫のようなおもしろさを生み出し、乾いた女性ヴォーカルも相まってトラッド音楽のような肌触りも。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.329(2011年2月25日発行号)掲載)