スタイリッシュで心地よいサウンドと、甘いルックスやファッション性の高さで安定した人気を誇る、G.ラヴの原点回帰となる通算9作目のアルバム。オリジナル楽曲の他、ブッカ・ホワイト、ブラインド・ウィリー・マクテル、ルー・リード等のカヴァーも収録。様々なスタイルを提示し続けてきた"レジェンド"の、ルーツを探れる1枚。 (C)RS
JMD(2011/01/06)
“サーフ・ミュージック”シーンの先駆者、G・ラヴ原点回帰9作目!スタイリッシュで心地よいサウンドと、甘いルックスやファッション性の高さで人気を誇り、シーンのパイオニア~オリジネイターとしても信頼度が高いG・ラヴ。ジャック・ジョンソンに多大なる音楽的影響を与え、ジャックの大ブレイク後も共にシーンの第一人者のひとりとして脚光を浴び続けている。そのジャックのレーベルからの4作目で、通算9作目となる本作は、オリジナル楽曲のほか、ブッカ・ホワイト、ブラインド・ウィリー・マクテル、ウィリアム・ウィリー・コンレイ、ポール・サイモン(サイモン&ガーファンクル)、ルー・リード(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)といったG・ラヴのルーツと言える作品のカヴァーも収録。ちなみにこれだけのカヴァー曲をアルバムに収録したのは初。デビュー当時(1994年)にはベック、ベン・ハーパー、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンと共に新世代ブルーズ四天王として大きな話題をさらい、その後も様々なスタイルを提示し続けてきた“レジェンド”による、ルーツを探れる傑作!
SONY
発売・販売元 提供資料(2010/12/20)
やっぱりこの人はバランス感覚が優れているんだよな~。ブルースとヒップホップをまるで違和感なく融合させた初作の頃から、興味の対象である音楽との距離を絶妙に保ちつつ、無理なく自然体で我流に昇華してしまう。久々にスペシャル・ソース抜きのソロ名義で発表され、アヴェット・ブラザーズなんかが参加しているこの新作でもまた然り。内容は完全に原点回帰、いや先祖帰りといってもいいほどアコースティックな肌触りのUSルーツ路線で、ヒップホップ色も希薄。となると渋めの音楽を想像しちゃうけど、これが違うんだ。フォークでもブルースでもなく、あくまでフォーキー&ブルージー。そしてやたらと軽妙で酒脱、しかも開放的なサニー・ヴァイヴ溢れる一枚なのだ。G・ラヴ式にここに極まれリ、ですよ。
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.329(2011年2月25日発行号)掲載)