2011年1月スタート、フジテレビ月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』のオリジナル・サウンドトラック。 (C)RS
JMD(2011/01/05)
メロディ派の異色作曲家が挑む、幻想的な世界。
『大切なことはすべて君が教えてくれた』(2011)
TVドラマ・サウンドトラック
音楽 林ゆうき
演出 西浦正記(『コードブルー』)、葉山裕記
(『医龍2,3』)
脚本 安達奈緒子(2002年ヤングシナリオ大賞受賞)
主演 戸田恵梨香、三浦春馬、武井咲
婚約中の若き教師のカップルと、そのカップルの関係を壊そうと近づく生徒。10代、20代の女性心理描写に挑戦する新進女性脚本家の初オンエア作品。音楽は、""男と女のドラマ""的素材は、以外にも初の林ゆうき。新体操選手の前歴をもつメロディ派の氏の作品で、最も""メロディ""が似合うモチーフと思えるが、メロディアスさを抑えて心地よいビートで聴かせる「Prelude」、シンプルにピアノが歌い上げるテーマ、アンビエントな「GohanProject」、マルチネス『ソラリス』的アプローチのこちらもアンビエントな「cocoro」と「flow」、音色のつながり具合とエコーのかかり具合が心地よい「Consideration」など、メロディが美しいのはいわずもがなですが、メロディを大きくオモテに出さず、エレクトロニカ的なトラック作りで雰囲気を味あわせる作品に仕上がっている。 (C)馬場敏裕
タワーレコード